東京都目黒区に拠点を持つ「キー・オペレーション一級建築士事務所」は、世界的な建築メディア「Architizer」が主催する「第10回The Architizer A+Awards 2022/Firm of the Year Best of Asia」において最優秀賞にあたる審査委員賞を受賞した。
「キー・オペレーション」が手がけてきた歴代の建築デザインを紹介していこう。
「キー・オペレーション」がアジアで一番の設計事務所に
「Firm of the Year Best of Asia」は、アジアの最優秀建築設計事務所を決めるカテゴリー。
ファイナリストには台湾の大御所クリス・ヤオ氏が率いる「ARTECH」、中国深圳の「Atelier XI」、上海の「Atelier Ping Jiang / EID Arch」、広州のランドスケープ事務所「Guangzhou S.P.I Design」と「キー・オペレーション」の5社が選ばれた。
最終審査の結果、「キー・オペレーション」が審査委員賞、「ARTECH」が一般投票賞を受賞。「キー・オペレーション」の17年にわたる設計活動が、中国や台湾の有名建築設計事務所をおさえて、アジアで一番の建築設計事務所として評価されたのだ。
またプロジェクト部門の「集合住宅5-10層」カテゴリーではトーシンパートナーズが企画、開発し、「キー・オペレーション」が建築デザイン監修を行った「桜木町の集合住宅(ZOOM横浜桜木町)」がファイナリスト5プロジェクトに選ばれた。
「A+Awards」歴代の受賞デザイン
2013年に始まった「Architizer A+Awards」で「キー・オペレーション」は、2013年の第一回で集合住宅の「yotsuya tenera」で審査委員賞、2018年商業ビル「神田テラス」で一般投票賞、2021年には集合住宅「不動前の空地」がファイナリストに選ばれている。
「キー・オペレーション」が手がけた作品たち
建築家・小山光氏が主宰する「キー・オペレーション一級建築士事務所 KEY OPERATION INC. / ARCHITECTS」は、2006年に創設。以降、住宅、集合住宅、オフィス、物販店舗、飲食、映画館、商業ビル、霊園など様々な物件の設計を手がけてきた。
「RIBA (英国王立建築家協会) 国際賞」「グッドデザイン賞」「German Design Award」「A+ Awards」「Blueprint Awards」「Iconic Awards」「International Property Awards」等、多くの賞を受賞している「キー・オペレーション」。
今後どんな建築デザインを生み出していくのかを、注視していきたい。
「A+Awards 2022」受賞作一覧:https://winners.architizerawards.com/2022/Firms/
キー・オペレーション一級建築士事務所:http://www.keyoperation.com/
(冨田格)