良心を基盤にした作り手が、伝えたいことを伝えるメディアが誕生。
自動車やバイクなどのモビリティ関連、インテリアやデジタル家電など様々な“モノ”について文化的かつ高品質な情報を発信していくオンライン・マルチメディア「PARCFERME(パルクフェルメ)」が6月1日(水)に開設。映像・写真・音声・文章を駆使した製品レビューに加え、幅広いテーマをコラムおよびインタビューで構成する。
ニュースではなく、経験を伝える物語を紡ぐ
「パルクフェルメ」は、かつて伝統ある自動車雑誌の編集長を務めた田中誠司氏と、デザインで誌面を彩ってきたアートディレクター橋本誠一氏が再びタッグを組み、ともに代表取締役としてボルテックスパブリッシング株式会社を設立。それぞれのネットワークとスキルを活かし、自由な想像力のもとで制作する新しいオンライン・マルチメディアだ。
同メディアの掲載対象は、自動車・バイク・自転車・船・飛行機や、衣服・家具・時計・文房具などのライフスタイルアイテム、他にも工具・楽器・デジタル製品・家電・食器・日用品・飲料・食料品など幅広い。さらに記事中の写真は「こんなによく見えるの?」という4Kの高解像度で掲載。各記事の写真を指先を広げて拡大するピンチアウトすれば、違いを容易に理解できる。
また、ムービー・コンテンツは、自動車・バイクをはじめとするプロダクトと、それを操るひとの息使いを伝える商品レビューを展開。チーフ・ビデオグラファーは、自動車広告の世界で第一人者として活躍する渡辺幸一氏で、声優による心地よいナレーションを届ける。
第1回配信は、元GQ Japan編集長の鈴木正文氏が「ポルシェ911 ターボS カブリオレ」を語る。
さらに、デザイン、音楽、工芸など「モノ文化」にかかわる多彩なテーマを扱い、それぞれの分野に造詣の深い著者がコンテンツを執筆。インタビューではオンライン・メディアの特性を活かし、文字数の制約にとらわれず、語る人の生の声をそのまま紹介する。
連載コラム/インタビューは、金子 博氏の「ニコンFシリーズとF1トップフォトグラファーの対話」、伊東和彦氏の「ミニマル・スポーツカー・ライフの実践」、横川謙司氏の「VWゴルフ・キャンピングカー製作ストーリー」、からぱた氏の「グッドウッド・リバイバルとプラモデル」と、いずれも興味深い。
ユニークな自動車購入相談サービスを開発中
同メディアでは、フェラーリ612スカリエッティ、マクラーレンMP4-12Cなど、PFスタッフ所有のクルマやバイクとその生活を定期的に紹介。「借り物」に対する一時的な感想ではなく、身銭を切って手に入れ、維持するオーナーとしての苦労・よろこびを伝えていく。
また、これからクルマを買おうとしている人に向けて、ジャーナリスト/編集者を中心とする自動車の専門家から直接アドバイスを受けられる有料相談サービス「PF自動車購入相談サービス」を開発中で、正式ローンチは2022年7月中を予定している。
現代は「コト消費=体験」の時代と言われているが、パルクフェルメでは「モノ」について語り尽くし、発達したオンライン・ネットワークを活用して、“聞きたい人に直接、聞きたいことを聞く”サービスもこれから展開する。
今後展開する「PF自動車購入相談サービス」では、相談者が専門家を指名する機能も搭載予定で、信頼する自動車ジャーナリストなどからのアドバイスは、愛車選びに一段と力が入るはずだ。
パルクフェルメ:https://www.parcferme.co.jp/
(MK)