鉄道開業から150年を迎える今年は、鉄道を愛する大人たちにとって目が離せないアニバーサリーイヤーだ。
これを記念し、JR東日本クロスステーションは国の重要文化財に指定されている、新橋~横浜間の開業に際して英国から輸入した「1号機関車」の純金製モデルを期間限定で販売。
また「エキュートエディション新橋」では、5月13日(金)16時から、SLをイメージしたオリジナルビール「0 mile post」を提供する。
2022年は鉄道開業150年のアニバーサリーイヤー
2022年は、1872年10月14日に日本で最初の鉄道が開業してから150年目の節目の年にあたる。これを記念し、JR東日本クロスステーションが、鉄道開業150年を記念した商品の販売のほか、イベントやキャンペーンを実施する。
お値段1,500万円!「純金製1号機関車」を予約販売
JR東日本のインターネットショッピングサイト「JRE MALL」内のショップ「GENERAL STORE RAILYARD(レールヤード)」では、鉄道開業150年メモリアル商品にあたる「純金製1号機関車」を予約販売する。
同商品は、新橋~横浜間の鉄道開業に際してイギリスから輸入した蒸気機関車を純金で再現したものだ。オリジナルの蒸気機関車は、国鉄で使用したのち島原鉄道を経て、1936年から鉄道博物館で展示。1997年になると鉄道車両として初めて国の重要文化財に指定された。
この蒸気機関車を基に、同商品は鉄道博物館が監修を行い、完全フルオーダーで仕上げる。
商品は1両目の1号機関車と2両目の客車がセットとなっており、専用ケースが付属。純銀の台車を除く部分はすべてK24で作られており、使用する純金量はなんと500g!価格も驚きの1,500万円。販売期間は5月16日(月)13時から11月30日(水)23時59分までで、発送は10月14日(金)以降となる。
東京・新橋でSLをイメージしたビール「0 mile post」を提供
エキュートエディション新橋では、伊勢角屋麦酒と共同で開発したオリジナルビール「0 mile post(ゼロマイルポスト)」を販売。
「0 mile post」とは“鉄道の起点を示す標識”を意味する。フルーティかつスモーキーなSLを想起させる特徴的な香りを持つことが名前の由来だ。
開発にあたり、日本最初のターミナル・新橋停車場の跡地にある「旧新橋停車場 鉄道歴史展示室」の協力を得て、敷地付近の「ぼけの実」から野生酵母を採取し、ビールを醸造した。
開栓は5月13日(金)の16時を予定。なくなり次第終了となるので、気になる人は早めに足を運びたい。
鉄道に関するイベントや特別商品の販売が相次ぐ2022年は、鉄道ファンにとっては堪らない1年となりそうだ。
エキュートエディション新橋
所在地:東京都港区新橋2-17-14 JR新橋駅構内1階・地下1階
JR-Cross
鉄道開業150年特設サイト:https://www.jr-cross.co.jp/cr/railway150years.html
GENERAL STORE RAILYARD(JRE MALL店)
「1号機関車」純金製モデル詳細:https://www.jreastmall.com/shop/g/gS008-150-9-15000000/
(IKKI)
※価格は全て税込