予約困難な人気店のシェフと創業150年の老舗旅館がコラボした、究極の「すき焼き」を味わおう。
愛媛県道後温泉にある大和屋本店旅館は、6月13日(月)より、『ミシュランガイド東京2020~2022』の1つ星掲載店である代々木上原のレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏と共同製作した「究極のすき焼きコース」を大和屋本店にて販売。また、クラウドファンディング「うぶごえ」にて先行販売中だ。
旅館「大和屋本店」とレストラン「sio」のコラボレーション
非日常の時間をより良くしたいと考える「大和屋本店」は、鳥羽シェフとのコラボにおいて、非日常とは「ゲストにとって特別な1日=「ハレの日」である」と考えた。日本で古くから親しまれているハレの日の食事である「すき焼き」をアップデートし、旅行中に食べることで、愛媛での忘れられない体験の1つを創出する。
道後温泉で奇跡のコラボが実現【ミシュラン×ミシュラン】
大和屋本店は明治元年に創業し、令和元年に150周年を迎えた。明治になって道後温泉周辺で商いをすることが解禁された時、いち早く道後温泉本館北側に4部屋の木造旅館を構えている。
平成6年から2年間の休業を経て、平成8年に数寄屋造りや聚楽壁、能楽堂など日本の伝統建築にこだわった宿へと生まれ変わった。また「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」にて、3つ星旅館として紹介されている。
今回はミシュラン獲得の「旅館」と「シェフ」による新しいチャレンジだ。
究極の「すき焼き」コースが誕生
鳥羽シェフは、以下のようにコメントしている。
「『最高の宿に泊まった時の食事に何が出てきたら嬉しいか』を考えました。子供のころから旅行に行った時に食べた料理で一番嬉しかったのは決まって『すき焼き』だったという記憶があります。
そんな子どものころからの原体験であるすき焼きを、料理人になった大人の僕自身が再定義したのが『すき焼きレストラン』です。ザ・老舗というイメージのある道後温泉の旅館で大和屋本店の『本質的で新しい価値を提供したい』という感覚が、僕らのすき焼きを再定義して『すき焼きレストラン』としてアップデートするチャレンジとマッチし、ご一緒すればイノベーションを起こせると思いました」
今回のコラボによるすき焼きは伝統的な「すき焼き店」を「すき焼きレストラン」として捉え、コース料理として入口から出口まで考え尽くし作り込まれているので、1つの物語として楽しめるのが魅力。
「すき焼きを楽しむ季節のおまかせコース」は合計8品となっており、クラウドファンディング「うぶごえ」での販売も開始している。
道後温泉を楽しんだ後は、究極のすき焼きで贅沢な時間を過ごしたい。
大和屋本店
所在地:愛媛県松山市道後湯之町20-8
HP:https://www.yamatoyahonten.com/
うぶごえプロジェクトページ:https://ubgoe.com/projects/176
(田原昌)