夜空を彩る百花繚乱の花火!日本三大花火大会「大曲の花火- 春の章 -」開催

秋田県の大仙市にて、4月30日(土)に『大曲の花火 -春の章-』が開催。今年は、「大曲の花火」にて日本煙火芸術協会60周年を祝し、内閣総理大臣賞など受賞の29社、地元業者4社が集結。「日本の花火」の技術の粋を結集した“百花繚乱”花火ショーを楽しもう。

新時代の花火への第一歩。「大曲の花火」で花火の伝統技術を鑑賞

100年以上の歴史を誇る「大曲の花火」

秋田県大仙市で開催される全国花火競技大会は、通称「大曲の花火」と呼ばれ、1910年から100年以上の歴史を誇る。例年は18,000発の花火が打ち上げられ、60万人もの大観衆を魅了する国内最高峰の大会だ。

「四季の花火」として、季節ごとに異なるテーマで花火の魅力を発信しており、「大曲の花火 ―春の章―」では、世界の国際色豊かな花火と日本の伝統技術の粋を極めた花火を打ち上げている。

「大曲の花火」を舞台に、日本煙火芸術協会60周年を祝う

2020年より新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、中止を余儀なくされた。今回は3年ぶりの開催となる。

世界最先端打ち上げテクノロジーと高度な技術が必要とされる多重芯(たじゅうしん)花火や、時差式花火を使用。日本の「芸術花火」の未来が見られる。

「大曲の花火」の歴史

その歴史の深さや規模の大きさなどから、日本三大花火大会のひとつに数えられている。全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県)・土浦全国花火競技大会(茨城県)・長岡まつり大花火大会(新潟県)の3大会が一般的。

「大曲の花火」は、1910年(明治43年)に開催された「奥羽六県煙火共進会」が始まりであるとされており、1915年(大正4年)に全国花火競技大会と名前が改められた。2019年(令和1年)8月で第93回目の開催。100年以上前から行われている歴史ある大会だ。

チケットは当日券か、会議所窓口にて4月28日(木)まで販売中(インターネット申込は終了)。

今年は久しぶりに、美しい花火を楽しんでみては。

大曲の花火 -春の章-「世界の花火 日本の花火」日本煙火芸術協会60周年記念事業花火
日程:4月30日(土) <荒天の場合>5月1日、2日、3日のいずれかに延期
時間:19:00〜20:30(開場16:00 予定)
チケット:パイプイス席 1人 5,500円(税込)、テーブル付イス席(4名まで)1セット 24,200円(税込)
所在地:「大曲の花火」公園、秋田県大仙市大曲雄物川河畔
URL:https://www.oomagari-hanabi.com

(田原昌)

※花火写真:小野里公成