航空用計器をルーツとする「ブライトリング」が、ブランドのアイコン的な存在である「ナビタイマー」の新コレクションを発表した。
宇宙飛行士やセレブからも愛されたタイムピース
ナビタイマーの歴史は1952年まで遡る。ウィリー・ブライトリングは、パイロットが必要とする様々な航法計算を行うことができる回転計算尺付きの腕時計型クロノグラフを開発。2年後には、国際オーナーパイロット協会(AOPA)の公式タイムピースに採用された。
さらに8年後の1962年には、宇宙飛行士スコット・カーペンターの手首に装着され、大気圏を突き抜けて宇宙に進出。パイロット御用達ウォッチという地位を確立する一方、セルジュ・ゲンズブールやジム・クラークといった当時のセレブリティにも愛用された。
クラシックなスタイルを現代的に洗練
新しいナビタイマーは、モダンなブルー・グリーン・カッパーという新色を採用し、ダイヤルのオプションも一新。AOPAの翼をかつての12時位置に戻した変更は、ノスタルジーを喚起するだろう。
デザインは、ブライトリング伝統のクラシックなスタイルを現代的に洗練。遠くから見ても「ナビタイマー」とわかる回転計算尺や3つのクロノグラフカウンター、刻み入りのベゼルなどを採用しつつ、デザインの洗練度や視認性、機能性を高めている。
バリエーションも豊富で、3つのサイズ(46・43・41mm)、2種類のケース素材(ステンレススチール・18Kレッドゴールド)、2種類のストラップ(セミシャイニーアリゲーター・7連メタルブレスレット)から自由にセレクトできる。
伝説の始まりから70年。パイロットが針路を定める道具という域を完全に超越したナビタイマーは、長い人生をともに歩みたくなる存在だ。
BREITLING(ブライトリング)
公式サイト:https://www.breitling.com/jp-ja/
(zlatan)