写真家・平間至氏の企画展が東京・赤坂「フジフイルム スクエア」にて開催

タワレコのアー写といえば。彼の作品が一堂に会する贅沢な機会。

フジフイルム スクエアは、6月10日(金)から30日(木)まで、「写真家・平間至の両A面」 ~アー写(アーティストの写真)/エー写(営業写真館の写真)~を開催する。

厳選された約160点を展示する「写真家・平間至の両A面」

タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ数多くのアーティスト写真を撮影し、“音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”で写真界に新しいスタイルを打ち出したと評価される写真家・平間至氏。

宮城県塩竈市に祖父が開業した写真館の三代目として生まれた平間氏にとって、さまざまなメディア掲載のために撮影したアーティストたちの写真と、東日本大震災後の2015年に東京で再生した平間写真館TOKYOでの活動は、そのどちらもが欠かせない「両A面」といえる。

2020年に写真家としての活動を開始してから30周年を迎え、また、震災から10年の節目となった2021年を経て、平間がこれまで撮影してきたアーティスト写真(アー写)、営業写真館の写真(エー写)から精選した約160点によって、平間氏にとっての「それぞれのA面」を音楽と写真への感謝を込めて展示する。

忌野清志郎 2008年 ©Itaru Hirama

2020年  ©Itaru Hirama

華やかなアー写と写真館での記念写真が物語るもの

同展では、それまでにはない躍動感のある写真で新しいスタイルを打ち出した平間至。30年以上にわたって撮影してきた膨大な写真から精選した、約100組のアーティストの写真を展示。

さらに人生のハレの場、家族の記憶を紡ぐ場として、写真が大きな役割を果たすことを再認識させてくれる平間写真館TOKYOで撮影された営業写真館の写真も約60組展示。

音楽から多大なインスピレーションを受けてきた平間至の、異なるジャンルでの写真をレコードの両A面に例え、フジフイルム スクエアならではの展示を実現している。

2021年 ©Itaru Hirama

Mr. Children 2017年  ©Itaru Hirama

平間 至 (ひらま いたる)プロフィール

1963年、宮城県塩竈市に生まれる。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家・伊島薫氏に師事。

1996年から多くのミュージシャンの撮影を手がける。2006年よりゼラチンシルバーセッションに参加。2008年より「塩竈フォトフェスティバル」を企画・プロデュース。

2012年より塩竈にて、音楽フェスティバル「GAMA ROCK FES」を主宰。2015年1月、東京・世田谷の三宿に平間写真館TOKYOをオープン。

2021年 ©Itaru Hirama

懐かしさと新鮮さが同時に楽しめそうなイベントに注目だ。

フジフイルム スクエア 企画写真展
「写真家・平間至の両A面」 ~アー写(アーティストの写真)/エー写(営業写真館の写真)~

会場:フジフイルム スクエア 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース1・2・ミニギャラリー
所在地:東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
入館料:無料
URL:https://fujifilmsquare.jp/

(hachi)

※写真展はやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。ウェブサイト・電話でご確認ください。