アウトドアでの撮影ギアは、よりコンパクトで軽い方がありがたい。
ハイエンドカーボン三脚を展開するAOKA(アオカ)社の新たなコンパクト三脚「トレッカー三脚KN225C+KB25」が日本での販売を開始した。
アウトドアシーンでの利用にフォーカス
AOKAは2010年設立の中国広東省に製造工場を構える三脚メーカーで、ハイアマチュア〜プロフェッショナルに向けた高級三脚を製造している。
2021年6月、AOKAのハイエンドカーボン三脚の日本での販売を開始、想定以上の場面で幅広く使用され、特に登山、キャンプ、アウトドアシーンでの利用が広がり、大きな反響があった。
これを踏まえ、AOKAは徹底的な性能のバランス調整を実施。昨今のミラーレス事情に合わせて、剛性を高め専用設計のセンターポールを搭載し、目高を確保しつつもトラベラー三脚より圧倒的にコンパクトで軽量なカーボン三脚、「トレッカー三脚 KN225C+KB25」を発売することになった。
コンパクトながら高い機能性で撮影をサポート
登山家、トレッカーに向けた設計のセンターポール
今までは、コンパクトさを求めるとエクスプローラー三脚やミニ三脚の様に、センターポールを省いての設計が基本だった。新たに設計開発した新作モデルでは、脚を180度開脚してまとめる事で、極限まで長さを抑えた収納性を実現した。
また、従来のトラベラー三脚に搭載されているセンターポールではその分の長さしか延長できなかったが、新作モデルでは2段階伸縮を採用、収納時以上の長さを繰り出すことで最大約390mm延長する事が可能になった。
妥協しない機能性
軽量・コンパクトでありながら脚部の3段階調整や、センターポールを標準装備。本体部分にはAOKAフラッグシップと同様の10層カーボンを採用。コンパクトながらもしっかりとした造りで耐荷重は11kgとなっており、ミラーレス一眼などにも最適だ。
フラッグシップ同様のローポジション撮影を実現
センターポールを取り外し、付属のアダプターを用いる事で、開脚幅を最も広げた状態でのローポジション撮影に対応。フラットな地面での撮影から岩場などでの開脚幅を変えての撮影まで、幅広いシーンで活躍する。
スパイクを標準装備
ミニ三脚と同様に脚の先端に金属製のスパイクを標準装備。足場の悪い場所や屋外などでは、先端のゴム脚キャップを外してスパイクを使用する事でより安定した撮影が可能になる。
軽く持ち運べる三脚があれば、より撮りたいイメージに近づくことができそうだ。
AOKA トレッカー三脚 カーボン 5段 KN225C+KB25
希望小売価格:22,000円(税込)
製品販売ページ:https://aoka.camera/products/kn225c-kb25
(冨田格)