“泊まれる公園”が九州に初上陸!3月15日、福岡市の海の中道海浜公園に「INN THE PARK(イン・ザ・パーク)福岡」が開業する。
2つめの「イン・ザ・パーク」が九州に誕生
「イン・ザ・パーク」は“泊まれる公園”をコンセプトとする公園一体型宿泊施設。2017年9月、静岡県沼津市に第1号「イン・ザ・パーク沼津」が誕生した。
シリーズ第2号としてオープンする「イン・ザ・パーク福岡」では、沼津で大きな反響を呼んだ巨大球体テントに加え、エリアに合わせた様々な工夫や施設の拡充を行なっている。
泊まる、食べる、楽しむが充実
海の中道海浜公園は、東西に約6km、総敷地面積350ヘクタールの広大な敷地に、動物園や屋外プール、水族館、野外劇場等があり、豊かな自然や様々なアクティビティを楽しめる国営公園として親しまれている。
「イン・ザ・パーク福岡」は「憩う」「学ぶ」「遊ぶ」体験からなる滞在型レクリエーション拠点の中核を成す施設で、博多湾を一望する「光と風の広場」の中心に位置する。
全4タイプ30棟の宿泊部屋
「インザパーク」のシグネチャーである「球体テント」は全13棟。直径6m、2階建ての建物ぐらいの高さの球体が公園内に転がっている姿はアートのよう。夜は発光して公園内を彩る。
直径17mのタープの中にテントが2つ、大人2人~8人までの宿泊に対応する「グランピング」は全12棟。部屋ごとに暖炉のあるリビングや、アウトドアガストロノミーをテーマにした部屋食が楽しめるダイニングを備える。「グランピング」は3月~11月限定。
カップルやひとり用の小さい「キャビン」が全3棟。海至近で壁一面の窓、視線の先に博多の夜景。その面積からは想像できないほど、とても開放的な部屋だ。
少し離れた静かな場所に風呂付のスイートルームを全1棟2室で用意。大人2~4人の利用が可能。海至近の開放感のある部屋。食事は専用テラスでグランピングと同様のコース料理を提供。
地元食材のレストランとバーベキュー
葭谷真輝シェフがプロデュースするレストランは、昼は「気軽な食堂兼コーヒースタンド」、夜は「地元食材が充実したフレンチレストラン」という異なるスタイル。
コーヒースタンドは、東京代々木の「LittleNap COFFEE STAND」が監修する。
「バーベキュー場/ラウンジ」は、昼は手ぶらで来て楽しめるバーベキュー場。日帰りでバーベキューの利用も可能だ。夜は、フロア内をミラーボールが照らすラウンジとして営業。シェイカーを振れるバースタンドも併設し、公園の中とは思えない夜の雰囲気を味わえる。
海辺のエリアには温浴施設を開設、また様々な音楽コンテンツ・プログラムも予定している。公園内のアクティビティも充実しており、宿泊、食事、体験を満喫できる非日常空間となりそうだ。
レジャーも密を避けて楽しみたい今の時期、開放的な公園の宿泊施設は注目を集めそうだ。
インザパーク福岡
所在地:福岡県福岡市東区西戸崎18-26 海の中道海浜公園「光と風の広場」内
公式サイト:https://www.innthepark.jp/
(冨田格)