BMWは5シリーズセダンの特別仕様車「INNOVATOR(イノベーター)」を、210台限定で発売した。
今回発売された「5シリーズINNOVATOR」は2.0リッター直4ターボ･ガソリン･エンジンを搭載する「523i」と2.0リッター直4ターボ･ディーゼル･エンジンを搭載する「523d」をベースに、「BMWコネクテッド･ドライブ･プレミアム」、「マルチ･ディスプレイ･メーター･パネル」、「アダプティブLEDヘッドライト」などの機能やサービスが標準装着となる。
昨年11月より5シリーズには、車載の通信モジュールを利用し乗員の安全と車両の状態を見守る「BMW SOSコール」や「BMWテレサービス」を含む「BMWコネクテッド･ドライブ･スタンダード」が標準装備となった。「5シリーズINNOVATOR」は、本来オプション設定となっている「BMWコネクテッド･ドライブ･プレミアム」が標準で装着されることにより、コールセンターのオペレーターによる運転中のナビゲーションの目的地検索･設定、スマートフォンでの車両の遠隔操作などが可能なとなる。
ブラック･パネル･テクノロジーと10.2インチ･スクリーンを採用した「マルチ･ディスプレイ･メーター･パネル」は、ドライビング･パフォーマンス･コントロールの走行モードに応じて「ECO PRO/COMFORT/SPORT」の3つのモードにメーター･パネルのディスプレイが切り替る。また、スピード･メーターおよびタコ･メーターは、ニードルが指している数字を拡大表示させることにより、視認性の向上に貢献している。
ボディカラーはアルピン･ホワイトⅢとブラック･サファイアの2色。インテリアにはシナモン･ブラウンのダコタ･レザー･シートに、ファインライン･アンソラジット･ウッド･インテリア･トリムを採用し、上質な室内空間に仕上がっている。
車両本体価格は「523i INNOVATOR」が715万円、「523d INNOVATOR」が738万円。