型破りな肉フレンチコースが楽しめる大阪・築港赤レンガ倉庫にある「LA VIE 1923」に、1月19日(水)より季節限定の“フレンチおでん”を取り入れたコース「Episode 2『S.Genreless』」が登場した。
黒毛和牛を使用した肉フレンチが楽しめる「LA VIE 1923」
ハワイの「リッツカールトンレジデンス・ワイキキビーチ」に本店を構える「LA VIE 1923」は、2021年、全てのディナーコースを黒毛和牛を使用した肉フレンチへとコンセプトをリニューアルした。
ディナーは、フランスの星付きレストランで修行したシェフ小西雄司氏による、型破りで非常識な“肉”フレンチを、映画のストーリーのように選べるコースで楽しめる。
NIGIRIやローストビーフ丼、ステーキなど、和と洋が交差する「ジャンルレス」な品々を堪能できる「Episode 1」。Episode 1の先にある驚きを季節替わりで堪能できる「Episode 2」を用意。
ほか、肉フレンチ入門編の「Episode 0.5」や、「LA VIE 1923」のスペシャリテ「肉ミルフィーユ」が主役になった特別コース「スピンオフ」もある。
今回紹介するのは、新たに提供を開始した「Episode 2『S.Genreless』~季節がわりの肉フレンチ~」。日本の冬の風物詩でもある“おでん”を洋風にアレンジした「フレンチおでん」を取り入れたプランだ。
和牛と鰹の特製出汁がきいた「フレンチおでん」
シェフ・小西氏が挑戦する、洋風に捻りのアクセントを加え、見た目も上品な「フレンチおでん」。
和牛の旨味を三度にわたって取った出汁に和の旨味である鰹をプラスした、濃厚でありながらスッキリとした特製出汁を使用。
具材には柔らかく煮込んだ和牛バラ肉、旨みたっぷりの出汁で炊いた大根、白ネギ、そしてコンソメで火入れした世界三大珍味の一つであるフォアグラをチョイス。
黄ゆずと山葵をアクセントに、熟成卵黄で更に旨味をプラスした「フレンチおでん」が完成した。
Episode 2『S.Genreless』の>ジャンルレスな料理を堪能
Episode 2『S.Genreless』は、「リエットをのせたカナッペ」と「ロースを塩漬けにした生ハムと蕪のミルフィーユ」からスタート。
続く「フレンチNIGIRI」は、とうがらしのローストビーフに赤ワイン酢めしでキャビアを添えたものと、ミスジまたはフィレを炙りにしたものをバルサミコ酢めしでウニを添えたものの2品。
「洋風おでん」を味わったら、56℃のオイルでやさしく火入れし、グリルで香ばしさをプラス、牛のだし汁を煮詰め西洋わさびを加えたソースとともに提供するメイン料理「KING」。
〆は、二つの楽しみ方ができる『フレンチひつまぶし』となっている。
和牛のトウガラシ、ミスジ、イチボ、ヒレなど、その日の仕入れ状況により厳選した特選部位のローストビーフを、最初は自家製ポン酢とオリーブオイルで味わう。その後は、旨みたっぷりのトリプルコンソメをかけてお茶漬け風に味を変えて、最後まで堪能したい。
さまざまな料理のエッセンスで肉の旨みを堪能できる肉フレンチ。肉好きなら見逃す手はない。
LA VIE 1923
所在地:大阪市港区海岸通2-6-39
価格:「Episode 2」16,000円(税サ込)
※前日までの予約必須
公式サイト:https://lavie-osaka.jp/
(冨田格)