「ARAS(エイラス)」から、杉の皮を使用したサステナブルな食器が登場

自然素材のオーガニックな表情と、1000回落としても割れない耐久性、食洗器にも使える機能性が特徴。

食器ブランドの「ARAS(エイラス)」は、サステナブルコレクションより杉皮シリーズ「ARAS 大皿ウェーブ 杉皮」「ARAS 深皿スクープ 杉皮」「ARAS 小皿スロープ 杉皮」の販売を開始した。

■ARASのサステナブルコレクション
石川樹脂工業が展開する「エイラス」は、食器の既成概念をひっくり返し、素材、製法、形状、すべてを一から考え直した“こだわりのある人の普段使い食器”ブランド。

サステナブルコレクションは、ARASが目指す食体験の進化と、環境と共生するものづくりの進化を両立させ、これからの時代の豊かさをカタチにするプロジェクトだ。

同コレクションは、自然素材のオーガニックな表情、温もり、質感を引き出し、1000回落としても割れない耐久性と食洗器にも使える機能性を併せ持つことで、日常的に使いやすく食卓に彩りを与え、使用する人の心がより豊かになる器を目指している。

森林がCO2吸収量を維持していくためには、定期的な間伐と植林が必要。しかし、間伐にあたる杉皮の廃棄には高いコストがかかってしまう。そこで、日本の林業をサポートするため、産業廃棄物となっていた杉皮50%を使い、樹脂と混ぜ合わせた新素材を開発することで、CO2排出量を約50%削減しつつ、持続可能な商品としてサステナブルコレクションが誕生した。

■杉皮を使った3種の器
器は大きさ、形の異なる3種類。一つ一つ違う木の表情や温もりを活かし、質感を五感で感じながらも、樹木を越える耐久性、食洗機も使用可能な機能性を併せ持つことで、日常の食卓がより豊かになるよう寄り添う。

●大皿ウェーブ 杉皮
数種類のおかずを盛りつけた際にも立体感を演出でき、様々な表情が楽しめる「大皿ウェーブ」。

ウェーブ形状だから、ソースやドレッシングがお皿全体に流れにくく、パンが蒸れにくいエアレーションや小皿も置きやすいフラットな部分もある、機能性を兼ね備えた発売以来ARASで不動の一番人気の器だ。

●深皿スクープ 杉皮
料理を美しく魅せ、最後の一口まで掬いやすい「深皿スクープ」。

パスタから和食の煮物まで幅広い料理に合い、美しく上品に魅せるカタチ。器を傾けることなく、カレーやハヤシライスを最後まで美しく食べることができる、掬いやすさを計算した曲線を持つ。

●小皿スロープ 杉皮
アシンメトリーな側面と表面のバランスが、食卓に動きをもたらす「小皿スロープ」。

素材を崩すことなく、断面が美しく盛り付けられるフラットな面を持ちながら、クリームやタルトまで美しく掬いとることができる片側が立ち上がった形状の、スイーツや取り分け用の小皿まで幅広く使える一品。

使いやすく食卓に彩りを与え、環境に優しく心がより豊かになる器だ。

ARAS 公式サイト:https://aras-jp.com

(Rie Fujii)