外食派の悩みは野菜不足。そんな悩みをガツンと解消してくれる肉野菜炒め専門店が渋谷に誕生。
■生産者と野菜不足に悩む消費者をつなぐリアルD2C
外食向けに野菜の卸業を営む「フードサプライ」社は、コロナ禍で打撃を受けた生産者の野菜を活用し、野菜をより多く消費できる新事業として、野菜炒め専門店『肉野菜炒め ベジ郎』を12月1日(水) 渋谷にオープンした。
■野菜卸がつくる、野菜の新しい流通モデル
関東圏を中心に野菜の卸売を展開している「フードサプライ」は、「野菜の新しい流通をつくる」をビジョンに掲げ、既存システムにとらわれない事業モデルの構築により青果物流業に革新を起こしている。
昨年は、コロナ禍により行き場をなくした野菜を非接触の販売方式で一般消費者に販売する「ドライブスルー八百屋」をスタート。全国展開に至ったこの取り組みが評価され、青果卸事業が主体の企業として初めて「外食アワード2020・中間流通・外食支援事業者部門」を受賞した。
昨年来、コロナ禍での飲食店休業等に伴い、卸先を失った各地の生産者は大きな打撃を受け、収穫した野菜も廃棄せざるを得ない状況が続いた。
一方で、多くの人が野菜不足を感じているという現状がある。成人の野菜摂取目標量の350gに対し、日本人の平均摂取量は290g、20~40代では7割弱しか摂れていないという。
美味しい野菜を作っている生産者と野菜不足に悩む消費者をつなぐリアルD2Cの場として、“野菜炒め”の専門店に着目した。
■野菜がたっぷり食べられる濃厚な味わいの進化系野菜炒め
野菜をたっぷり食べるために、重視したのは美味しさと満足感。背脂を加えた濃厚な味わいの進化系「野菜炒め」は400gの野菜を使用、一皿で1日分の野菜を美味しく摂取できる。
ボリューム満点の唐揚げをのせた「肉野菜炒め」は、さらに食べ応えのある一皿。醤油・ポン酢・味噌の3種の味から選べる。野菜マシは無料、マシマシは有料、背脂有無と量も選べる。いずれも、定食はご飯とスープが付く。
仕事終わりやランチタイムに気軽に立ち寄り、ガッツリ食べて美味しく野菜チャージできる定食屋だ。
野菜炒め(醤油 / ぽん酢 / 味噌)
肉野菜炒め
鶏の唐揚げをのせてボリューム満点。
最近、野菜が不足気味だなと感じたら、渋谷でガツンと野菜チャージして食生活のバランスを整えたい。
肉野菜炒め ベジ郎
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-23-11 ビルトオショオ1階
※価格は税込
(冨田格)