Prime Video、村田諒太の世界ミドル級王座統一戦を独占ライブ配信

ライブ・スポーツもネット配信で見る時代。

■「Prime Video」がスポーツ・ライブ中継へ進出

数千万点の対象アイテムに対して、急ぎ便や届け日時指定便などの迅速で便利な配送特典を利用できる「Amazonプライム」会員は、映像「Prime Video」音楽「Amazon Music Prime」書籍「Prime Reading」ゲーム「Prime Gaming」などさまざまなエンターテインメントを楽しむこともできる。

「Prime Video」は、世界トップレベルのボクシングイベントを継続的に開催し、ライブストリーミングする独占配信権を取得した。『Prime Video presents Live Boxing』と題して、スポーツのライブ中継へ進出しする。

その記念すべき第1回のプログラムは、WBA世界ミドル級スーパー王者で2012年のロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(帝拳)と、IBF世界ミドル級王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との「WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦」だ。

■注目の「WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦」

この試合は、12月29日(水)、さいたまスーパーアリーナで開催。

「Prime Video」は、これまで、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、インドで様々なスポーツのライブ中継を行ってきた。今回のプログラムは、日本初のスポーツライブ中継となる。

今年39歳になったGGGことゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)は、2004年のアテネ五輪で銀メダルを獲得してからプロデビュー、2010年8月には初の世界タイトルを獲得し、19回連続防衛という金字塔を打ち立てた。

歴代のミドル級王者の中でも最強の呼び声高いレジェンド。

直近の試合は、2020年12月に無敗のトップコンテンダーであったカミル・シュメルタ(ポーランド)と対戦、4度ダウンを奪い、7ラウンドTKOと圧勝した。

その稀代の名王者ゴロフキンを迎え撃つのは、WBA世界ミドル級スーパー王座に君臨する35歳の国民的ヒーロー、村田諒太だ。

村田はロンドン五輪ミドル級で金メダルを獲得、2013年8月、東洋太平洋ミドル級王者の柴田明雄を相手に鮮烈なKO勝利でプロデビュー、2017年10月にはアッサン・エンダム(フランス)との因縁の再戦を制して、プロ転向僅か4年で世界王座に上り詰めた。

五輪金メダリストがプロでも世界王者になったのは日本人初の歴史的な快挙だった。直近の試合は、2019年12月のスティーブン・バトラー(カナダ)戦、5ラウンドTKOで下し、王座防衛に成功している。

12月29日(水)はゴロフキンvs村田諒太のメインイベントの他にも豪華でエキサイティングなカードを順次発表予定とのこと。

日本のプライム会員は、追加料金なしで『Prime Video presents Live Boxing』を視聴できる。映画やアニメ、オリジナルドラマシリーズやバラエティに加えて、スポーツのライブ中継もスタートする「Prime Video」から、ますます目が離せなくなりそうだ。

詳細:www.amazon.co.jp/prime

(冨田格)