山口・下関「角島大橋」が一度は渡ってみたい橋ランキングの1位に選出

特色のある橋は、それだけで観光名所となりうる。

■「一度は渡ってみたい!」橋の調査結果発表

みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」は、全国の市と東京23区ごとに300項目以上の行政サービス、地域・行政情報を掲載している。2つの市区で比較ができ、ランキングも充実。水道料金や補助金・お祝い金など、住まい探しや暮らしに役立つサイトだ。

日本全国にある橋のなかから「一度は渡ってみたい!」と思う橋を生活ガイド.comが厳選し、生活ガイド.com会員の投票で決定した「渡ってみたい 日本の橋ランキング」のトップ10を発表した。

今回1位に輝いたのは、晴れた日には青い海に美しく映える山口県下関市の「角島大橋」。

「角島大橋」は、2000年に開通した青い海上を走るように角島へ架かる全長1,780mの橋で、無料で渡れる一般道路。橋のすぐ横には角島展望台があり、橋を一望できるようになっている。

角島大橋を選んだ人からは

「景色を見ながら渡っているうちに嫌なことも忘れられそうです!」(50代女性)
「日中でも夜でも綺麗な風景が見られそうなので一度は行ってみたいです」(30代女性)
「海を渡る爽快さがたまらなく感じる」(70代男性)

などの声があがった。

■他にも上位人気の橋を紹介

第2位 鳥取県 境港市 「江島大橋」

境港市と松江市を結ぶ橋で、別名ベタ踏み坂と呼ばれている。特徴的な勾配がテレビCMに取り上げられ、有名になった。

この勾配は、橋の下を5,000トン級の船が通れるように設計されたために生まれたもので、最上部の高さは約45m。実際にはベタ踏みをしなくても登り切れるのだが、話のネタに一度は渡ってみたい橋だ。

第3位 静岡県 川根本町 「夢の吊り橋」

美しいミルキーブルーの色が特徴的な湖に架けられた橋。この色は、チンダル現象と呼ばれる光の拡散によって生まれたもので、晴れた日の方がより美しい湖を見ることができる。

第4位(同点)  徳島県 三好市 「奥祖谷二重かずら橋」

男橋と女橋という2つの橋からなる吊り橋で、以前は生活道として利用されていた。歴史は古く、平家一族が祖谷の地に逃れた際、軍馬の訓練にも利用したと言われている。

第4位(同点)  山口県 岩国市 「岩国錦帯橋」

1673年に建造された5連のアーチが美しい木造橋。流されない橋を造ろうと、当時の藩主のもとで研究が重ねられ、アーチ部分の精巧さと強度は現代力学でも遜色ないものだとか。

橋を見るため、渡るために車で旅に出るのも、また楽しい経験になりそうだ。

「渡ってみたい 日本の橋ランキング」:https://www.seikatsu-guide.com/rank_minna/result/25
「生活ガイド.com」:https://www.seikatsu-guide.com/

調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年4月12日〜5月13日
調査対象::生活ガイド.com会員10代~80代の男女209名

(冨田格)