自宅の風呂を天然温泉に限りなく近づける入浴剤が誕生した。
■別府温泉から生まれたライフスタイルブランド「HAA」
大分県別府市に2021年7月に誕生した、ライフスタイルブランド「HAA」。11月8日(月)より、希少な“湯の花由来”成分を使用した限りなく天然温泉に近い入浴剤「HAA for bath」を、応援購入サイトMakuakeで先行販売開始した。
「HAA」代表の池田佳乃子氏は、2018年から別府の鉄輪(かんなわ)温泉と東京を行き来する二拠点生活をスタート。
湯治宿の廃業が続き、街の文化が途絶えつつある鉄輪温泉で、女将たちと一緒に湯治宿をリノベーションし、温泉入り放題のコワーキングスペースを立ち上げ、湯治場のPRを企画するなど、湯治を通した場づくりや発信を続けてきた。
「さらに湯治というライフスタイルを広げていくために、何ができるのだろうか?」「日常生活の中でも深呼吸の時間をつくるにはどうすれば良いのか?」と考えた結果、「HAA」立ち上げに至ったと言う。
■「HAA for bath」の作り方と特長
先行販売を開始した「HAA for bath」は、湯ざわりはぬるぬる、とろりとしていて、温浴効果で入浴後もカラダのポカポカが続くという、自宅の風呂を限りなく天然温泉に近い状態にする入浴剤だ。
原料は、別府温泉で350年ほど前から作られている「湯の花」。別府の山で採れた青粘土でのみ反応する、温泉の結晶である「湯の花」はとても繊細で、夏場で40日以上、冬場では60~70日の時間をかけて、職人が大切に育て上げ、作っている。
採取した湯の花から不純物を取り除くために、別府の温泉水を混ぜて約1ヶ月、ゆっくりゆっくり時間をかけながら、琥珀色の湯の花エキスを精製・抽出する。
精製した湯の花エキスは強酸性で肌への刺激が強いため、有効成分であるセスキ炭酸ナトリウムやホウ酸などを混ぜ、一昼夜熟成させる。そうすることで強酸性から弱アルカリ性に変化し、生後3ヶ月以上の赤ちゃんでも入れるほど柔らかな湯質の入浴剤が出来上がる。
このように「HAA for bath」は原料と製法に大きな特長があり、原料が作りから入浴剤が出来上がるまで、約3ヶ月を要するのだ。
一般的な「湯の花」の入浴剤は、イオウの成分により、風呂釜や浴そうをいためてしまうが、「HAA for bath」はイオウを含まないので日常的に使用可能だ。
「HAA for bath」を使うと、白く濁り、ぬるぬる、とろりとしたお湯になるが、香料はあえて使用せず素材そのままの無香料に仕上げてあるので、誰でも使いやすい。
乾燥するこれからの季節、ケミカルな入浴剤は痒みを覚えてしまうという肌タイプの人も、天然温泉に限りなく近い「HAA for bath」の優しい湯なら、ゆったりと入浴を楽しめそうだ。
応援購入サービスMakuakeの先行販売では、割引価格で購入できる。興味を持ったなら、早めのチェックをおすすめする。
「HAA for bath」
内容:900g×1袋(入浴約15回分)※専用スプーン付き
販売予定価格:5,830円
「HAA for bath日々」
内容:1箱 60g×10袋(入浴10回分)
販売予定価格:5,280円
Makuake内特設サイト:https://www.makuake.com/project/haajapan/
(冨田格)