伝統と革新を融和させた、日本文化を再発見するイベントに参加してみよう。
世界遺産・元離宮二条城にて、クリエイティブAIによる国内最大級のインタラクティブ・ランドアートや、京都の名店の食の数々を楽しめる没入型アート体験イベント「ワントゥーテン 二条城夜会」が開催される。
■「二条城に宿し大地と水のエネルギーと、あなたが呼応するインタラクティブ・ランドアート」
京都は古くから風水をもとに作られた都市で、二条城の地下には「良い気を運ぶ水のエネルギーが流れている」など、数々の言伝えがある。歴代の徳川将軍も、その後、離宮として使用された皇室や招かれた要人たちも、このエネルギーを感じていたのではないだろうか。
二の丸御殿の前の庭を使い、徳川将軍や皇族たちがエネルギーを感じていたであろう情景を、約400㎡の巨大な没入型インタラクティブ・ランドアートで表現。二条城の地下を流れる気の流れを、悠々とした龍で表現し、さらに、そのエネルギーを感じ取っているということを、来場者の足元に広がる光のサークル演出で表現した。
エグゼクティブアドバイザーに市川海老蔵氏、エグゼクティブプロデューサーに澤邊芳明氏が務める。
■ワントゥーテン二条城夜会の3つのポイント
二条城は、絢爛な極彩色の彫刻や特有の造形美を誇る唐門、特別名勝に指定されている二の丸庭園など文化的な価値と芸術的な魅力を持つ建物、そして自然。これらの二条城本来が持つ価値をプロジェクション映像で隠してしまうのではなく、魅力や美しさを引き立たせるシンプルでいながら緻密に計算されたライトアップ演出。
触ると演出が変化する、という直感的なインタラクティブ演出に加えて、独自開発した「クリエイティブAI」を使って、来場者の密度や位置、さらに天気や天候などの環境情報などさまざまな情報を複合的にAIが解析し、予測できない不規則な演出を発現。より自然現象に近しい感覚的インタラクティブというものを、AIによって創り出す。
感染対策の徹底を前提とし、演出の中にも「コロナ終息を祈り・願う来場者参加型演出」やソーシャルディスタンスをルールではなく、インタラクティブアート演出に変換させるチャレンジも行う。
■予約困難な京都の名店が集結
二の丸御殿の台所として使用されていた台所前スペースに、食のエリアを展開する。「ワントゥーテン 二条城夜会」の想いやコンセプトに共感する名店の数々が集まり、京都を代表する逸品を取り揃える。お土産としても、その場での実食も楽しめる。
より多くの美食を楽しめるよう、最初の19日間と後半の17日間とでメニューを入れ替える。
二条城に宿るエネルギーとシンクロする体験を楽しんでみては。
ワントゥーテン 二条城夜会
開催期間:11月5日(金)~12月12日(日) ※12月8日(水)を除く
開催時間:18:00~21:20(閉場22:00)
公式サイト:https://yakai.1-10.com/nijojo/
※荒天または雨天の場合は、中止や実施内容を変更する場合がある
(MOCA.O)