日本の景色を代表する国立公園・国定公園など、優れた自然環境の中にある「自然にときめくリゾート」休暇村でジビエを堪能。
長野県安曇野市の穂高温泉郷に位置するリゾートホテル「休暇村リトリート安曇野ホテル」では、信州ジビエ「鹿肉」の料理提供を本格的に開始している。
■疲れた自分をリセットできるホテル
同ホテルは北アルプスの裾野に広がる安曇野に位置し、赤松とクヌギの中にひっそりと佇む立地は、ホテル名の通りまさにリトリート。
温泉にゆっくり浸るもよし、林の中で木漏れ日を感じながら森林浴するもよし、安曇野平に点在する美術館やわさび田、北アルプスを眺めながらのサイクリングで巡るアートの街「安曇野」を満喫するもよし。休暇村ならではの旅が楽しめる。
■“信州ジビエ”を通して、ホテルができること。
長野県ではニホンジカによる農林業被害が深刻化している。
さまざまな原因で増えすぎたニホンジカにより森林環境の破壊、農産物の食い荒らし、さらには貴重な高山植物の減少など被害が激しくなっていることから、個体数を適正に調整するため、年間3万頭を超えるニホンジカの捕獲が行われている。
そこで、同ホテルでは信州ジビエを有効活用し、県内外の宿泊客へ紹介することで地域貢献に繋げることができないかという思いからプロジェクトをスタートした。
使用する鹿肉は、信州産シカ肉認証制度を取得した「近福加肉販売」より、牧場で有名な美ヶ原高原がある美ヶ原産のみを仕入れている。
狩猟は、猟銃でネックショット(首を狙い苦しませず捕える)。捕獲後すぐに特殊車両ジビエカーで解体一次処理を現地にて行い、鮮度を保ったまま工場へ運搬することで認証「信州ジビエ」は美味しく食べることができる。
さらに、個体管理番号で生産から消費までの過程が追跡できる安心のトレサビリティ管理をしている。
■「休暇村リトリート安曇野ホテル」信州ジビエ鹿肉料理
「トマホーク」
背側の筋肉部分で骨付きリブロース「ローストディア」
低温調理でじっくり時間をかけたロースト
なかなか味わう機会のないジビエだが、食べることがプラスの環境サイクルに貢献できると知ると、興味も湧いてくるというもの。自分リセットとジビエを味わう秋の安曇野への旅は、他ではできない体験になるだろう。
休暇村リトリート安曇野ホテル
所在地:長野県安曇野市穂高有明7682-4
公式サイト:https://www.qkamura.or.jp/azumino/
(冨田格)