話題の日本酒の味が、全米でも高い評価を得た。
■全米日本酒歓評会で高評価
日本国外で最も長い歴史を持つ日本酒の品評会「全米日本酒歓評会」。2001年の開催当初より、独立行政法人酒類総合研究所の指導を仰ぎながら厳正な審査を実施してきた。
審査の際は、利き猪口のみが並ぶ完全な目隠し方式を導入。さらに、グルコース濃度順に並べ審査員全員が全ての出品酒を評価できるよう配慮するなど、数ある日本酒の審査会の中でも、より透明性、公平性が高く、客観的な審査を行うよう努めている。
関連イベントとして、一般公開利き酒会「ジョイ・オブ・サケ」を世界各都市で開催、歓評会の全出品酒をすべての会場で利き酒用に展示。この一般公開イベントと併せて開催することにより、全米日本酒歓評会は、米国において日本酒人気の向上と活発で持続的な日本酒市場の開拓に大きく寄与してきた。
ハワイ・ホノルルで審査を行った「2021年度全米日本酒歓評会」吟醸部門にて、日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」の『百光』が金賞、『百光 別誂』が銀賞を受賞した。
「2021年度全米日本酒歓評会」では215の蔵元から576銘柄が出品。「大吟醸A部門(精米歩合40%以下)」「大吟醸B部門(精米歩合50%以下)」「吟醸部門」「純米部門」の4カテゴリで厳正な審査を行い、そのうち優秀な評価を得た出品酒に金賞・銀賞を授与した。
■吟醸部門で金賞と銀賞を受賞
「SAKE HUNDRED」は、『心を満たし、人生を彩る』をパーパスに掲げ、比類なき価値を提供する日本酒ブランド。最上の体験によってもたらされる、身体的・精神的・社会的な満足、そのすべてが、「SAKE HUNDRED」が提供する価値だと考えている。
吟醸部門・金賞『百光』
日本酒における「上質」を追求した1本。最高峰の醸造技術によって、一切の雑味がないクリアな味わい、エレガントな香り、美しく伸びていく余韻を実現したSAKE HUNDREDのフラッグシップ。口にしたすべての人を多幸感で包み、至高の日本酒体験を提供する。
吟醸部門・銀賞『百光 別誂』
SAKE HUNDREDのフラッグシップ『百光』のシリーズ商品。精米歩合は同じ18%で、原料米を山形県産の「出羽燦々」から、“酒米の王様“とも呼ばれる「山田錦」に変更。さらに使用酵母もアレンジし、甘味・旨味・酸味の新たなバランスを追求した。『百光 別誂』は料理とのペアリングによって真価を発揮する、食中酒としてのポテンシャルを高めた1本だ。
評価が高い「百光」は現在欠品しているほど人気が高いとか。秋の夜長は、美味しい日本酒と共に、のんびり過ごしたいものだ。
SAKE HUNDRED:https://sake100.com/item/byakko_bespoke/latest
2021年度全米日本酒歓評会 受賞結果:http://www.sakeappraisal.org/appraisal-2021.html
(冨田格)