簡単に買えるビニール傘は、捨てられてしまうことがほとんど。そこで、廃棄ビニール傘を再利用し、一つ一つ表情が異なる、世界に一つだけの財布が誕生。
モンドデザインは、クリエイター齊藤明希により創設され、同氏と共同で製造・販売する、世界初となる捨てられたビニール傘をそのままの状態で再利用するブランド「PLASTICITY(プラスティシティ)」より、水に強く機能性にも優れた三つ折り財布「トライフォールドウォレット」の販売を開始。
■ビニール傘を再利用
本製品は、財布の内装・外装全面に、日本の駅や商業施設等で捨てられたビニール傘の素材を使い、そのままの状態にて4層をプレスして作られた独自の素材を全面に使用している。
金具パーツやファスナーを除いた全ての素材がビニール傘の素材の為、水に強く丸洗いも出来る製品ながら、5つのカードポケットやお札入れ、小銭入れなど機能面でも充実したアイテムだ。
ビニール傘をプレスする際に出来る、一つ一つ表情が異なる独特な素材感を持つPLASTICITYの素材を最大限活かしたシンプルなデザインに加えて、細かなパーツや縫製の形状にまで拘り、シンプルながら高級感を感じる製品。交通系ICカードなどのサッと取り出したい物を収納する背面のカードポケットなど、機能面も充実。
品質にこだわり、傘の分解から縫製まで、すべての工程を国内職人の手によりひとつひとつ丁寧に作られている。
【トライフォールドウォレット】
カラー:クリア
価格:13,200円(税込)
分解のしにくさから、リサイクルが難しい廃棄されるビニール傘の素材を使い、ユーザーに魅力的な製品を提供する事で、世界的な問題であるプラスチック廃棄量を削減し、サステナビリティへの関心を高め、ユーザーへの環境意識のさらなる拡大を目指している。
■PLASTICITYについて
「PLASTICITY」は、クリエイター齊藤明希が地球に優しい素材でものづくりをしたいという想いから、2019年に立ち上げられたアップサイクルブランド。「PLASTIC」の問題を抱える「CITY」にフォーカスを当て、今後解決されるべき環境問題が、近い将来に解決されてほしいという思いを込めて「10年後になくなるべきブランド」を宣言。年間約8000万本が廃棄されていると言われている”ビニール傘“の社会問題に着目したプロダクトを作り出している。
ビニール傘が財布に変身。珍しくてエコなプロダクトで、社会問題に目を向けてみよう。
公式オンラインストア:https://plasticity.co.jp/
商品詳細ページ:https://plasticity.co.jp/products/pl-012
(田原昌)