美味しいものを手軽に飲めるのなら、それは最高。

■シンプルに最高のコーヒーを淹れる

2018年、コーヒー器具の輸入販売を目的として設立した「BATHTUB COFFEE」。

多くのバリスタに機会と可能性を提供することをミッションとし、WPMやPullmanなどの正規輸入販売店として数々の器具を取り扱うと同時に、現在はコーヒー豆の輸入やワークショップも行っている。

 

2020年からは「Be Simple, Brew Perfect.」という哲学のもと、シンプルでありつつ最高のコーヒーを淹れるためオリジナルの器具開発にも着手。その第一弾、”蒸らし”も”のの字”も”かく拌”も不要、30秒湯を注ぐだけのシンプルなドリッパー「SIMPLIFY the Brewer」の一般販売を、ブランド公式サイトで始めた。

3月に実施したクラウドファンディングで、世界中の600人以上から支援を募ることに成功した「SIMPLIFY the Brewer」は、今までにないシンプルレシピで最高のコーヒーを抽出することが可能。初心者はもちろん、カフェで働くバリスタにとっても強い味方になるアイテムだ。

■「SIMPLIFY the Brewer」の特長

蒸らしも、のの字も、かく拌も不要

動作が多いハンドドリップほど誰にとっても難しく、コーヒーの味が定まらない原因になる。「SIMPLIFY the Brewer」は、徹底的に抽出効率を高めるデザインによって、余計な動作は不要。

コーヒーの中心に湯を注ぎ続けるだけで、最適な濃度でおいしいコーヒーをつくり出す。非常にシンプルで、かつ時間と労力を削減できる。

たった30秒湯を注ぐだけ

「SIMPLIFY the Brewer」の史上最大の40mmの大きな穴と、空気の流れまで計算したデザインにより、湯を注ぐ時間はたったの30秒。

そこからコーヒーができあがるまでは1分。コーヒーが落ちる様子を眺めているもよし、コーヒーに合う菓子を用意するもよし。バリスタなら2杯目のコーヒーを淹れはじめることだって可能だ。

ドリッパーに最適な素材を使用

抽出を見る楽しさと機能性、そして美しさ。たどり着いたのは透明なプラスチックだった。

ドリッパーに使うどんな素材よりも熱を逃がしにくく、抽出に安定をもたらしてくれるプラスチック。その中でも疲労や衝撃に強く、極めて透明度の高いTROGAMID CXによって、「SIMPLIFY the Brewer」は機能性だけでなく楽しさや美しさまで手に入れた。

美味しさを知りつつも、面倒さが先立って手を出せなかったハンドドリップを、毎日の暮らしに取り入れられそうだ。

SIMPLIFY公式サイト：https://simplify.coffee/ja

（冨田格）