【横浜高島屋】廃棄間近のパンを原料とした発泡酒「RE:BREAD」販売開始

食品ロスを減らすためのさまざまな取り組みが行われる今。

横浜高島屋では、廃棄間近のパンを原料とした発泡酒「RE:BREAD」の販売を開始する。

■環境に配慮した新たな取り組みをスタート

横浜高島屋 地下食料品<Foodies’ Port2>「ベーカリースクエア」では、3月のオープン以来、約40ブランド500種類以上の品揃えを誇るパンのセレクトショップとして、1日1万個以上を販売すると同時に、売れ残り間近の商品の冷凍販売や廃棄商品の堆肥化による循環型農業への参画など、環境に配慮した取り組みを行ってきた。

今回の新たな取り組み「RE:BREAD」は、2018年に東京都江東区にオープンした「ON TAP 江戸東京ビール」の協力のもと製品化に成功。発泡酒製造許可を取得している「ON TAP 江戸東京ビール」は、日々、併設の醸造所で作られるクラフトビールを提供する人気のビアパブだ。

■本来使用する麦の23%をロスパンで代用

「RE:BREAD」は、閉店後の食品ロスを削減する環境に優しい発泡酒だ。

日々発生するロスパンを乾燥させ、細かく砕き、糖化の工程で麦と一緒に加熱、発泡酒の原料として加工することで「RE:BREAD」(330ml)200本につき、本来使用する麦の23%をパンで代用した。

693円

今回は、発芽していない小麦を原料に使う「白ビール」の一種である「ホワイトエール」のビアスタイルで醸造。パンにも合わせやすい、苦みの少ないやさしい味わいに仕上げている。

食品ロス削減に興味があるものの、何をすれば良いかわからない。そのような人は身近なところから始めてみると良いかもしれない。

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