「こだわりの飲む器」と「こだわりの飲み物」をマッチング。
地域に隠れた価値の再発見・再編集をおこなう空間編集舎は、こだわりの飲む器づくりをされている人とこだわりの飲み物づくりをされている人を繋いで届ける、日本の手しごとの伝統と未来を繋ぐプロジェクト「NOMU UTSUWA-TO」を始動、販売開始した。
■こだわりとこだわりを繋ぎ、地域を盛り上げる
日々の暮らしの中で、毎日1回は使う“器”。量産をされていて機能的でカワイイものも沢山あるが、器づくりをしている作家や職人の手から生み出される“手しごとの器”を使うと、日々の暮らしを“ちょっとだけ豊かな気持ち”にしてくれるだろう。
日本には伝統産業として“手しごとの器”づくりが盛んな地域が沢山あり、その地域毎に豊かな自然と文化と共に育んできた伝統と技術とモノガタリからなる陶磁器・硝子器・漆器・木器・金属器など産地毎の特徴に合わせた素材で作られ継承されている。
そんな器へのこだわりと愛情を強く持つ地域だが、中に入れる飲みモノや食べモノへのこだわりはあまり強くない。逆に、飲みモノや食べモノへのこだわりと愛情を持つ地域は、器へのこだわりはあまり強くない。
そこで、産業が異なる地域毎のこだわりを繋げる共通言語を見つけて、こだわりとこだわりによって新しい価値とファンの発見や伝統と未来を繋ぎ地域を盛り上げていきたいとの想いから「NOMU UTSUWA-TO」が生まれた。
窯元から生まれる手しごとの魅力、他産業から生まれる手しごとの魅力、それぞれのモノを掛け合わせて、丁寧に日本の手しごとを届ける。
■NOMU UTSUWA-TOが取組むテーマ
NOMU UTSUWA-TOでは、単なるモノとして商品を捉えるのではなく、手しごとをしている人々の人となりやそれらを生み出す地域文化などの背景に着目し、モノを介して地域と地域を繋ぎながら届けていく為に、様々な企画テーマをつくり取り組む。
「こだわり窯元とこだわりを繋げる」や「人気作家とつくるシリーズ」、「異業種とつくるシリーズ」、「飲みモノに合う究極の器シリーズ」、「飲む器会議」などのテーマだ。
■リリース記念は、美濃焼の飲む器と飲み物を繋ぐ「美濃焼の飲む器 To 飲みモノ」
リリース記念のテーマは「こだわり窯元とこだわりを繋げる」。
飲む器と飲みモノをセットで販売。飲む器1個につき、飲みモノをペアリングした。飲む器は全18種(美濃焼)、飲みモノは全16種(コーヒー・グリーンティー・ゆずスパークリングドリンク)。
購入は公式ホームページのオンラインショップにて。渋谷宇田川BASEおよび京都西陣BASEでは予約制となるが、実際に現物を手に取って見ることができる。
職人が手仕事で作る器でこだわりの飲み物を嗜む豊かな時間を。
NOMU UTSUWA-TO:https://www.nomuutsuwa-to.com
(MOCA.O)