鹿児島県霧島市の焼酎蔵「黄金酒蔵」で、山林と潮風が育むウイスキー作りに挑戦

国産ウイスキーに新しい伝説が誕生する。

■老舗焼酎蔵の新たな挑戦

「本格焼酎 薩摩さくら」や「全芋焼酎 蘭」の黄金酒蔵は、昭和24年より焼酎造りを続ける鹿児島県霧島市の老舗焼酎蔵。

「美味しく安心して飲める」、「体に優しい焼酎造り」を企業理念とし、「遠赤焙煎仕込法」、「PH値転換蒸留法」、「芋麹の製造及び芋麹を用いた焼酎」など、他にはない製造法で、ユニークで美味しい商品づくりを行ってきた。

黄金酒蔵は、現在、長年の蒸留技術を活かしてウイスキー造りを通して世界に挑戦しようと奮闘中だ。

■焼酎造りで培った蒸留技術をフル活用

黄金酒蔵のウイスキーは霧島山系の麓から沸き出でる天然水で原酒をつくり、霧島の山林に囲まれた横川と鹿児島湾に面した国分敷根、2つの蔵で熟成させそれぞれに特徴の違うウイスキーを熟成させる計画。

焼酎造りで培った蒸留技術をフル活用して、おいしいフルーティなウイスキーを造るとのこと。

現在は全国の蒸留所と交流を持ちながら設備の準備に入っており、2022年春頃の蒸留所稼働、2025年のウイスキー販売を目標に準備を進めていくそうだ。

また、設備の導入費用としてREADYFORにて8月8日までクラウドファンディングを実施している。リターンとして、蒸留して熟成期間の短い原酒「ニューボーン」を手に入れるチャンス。

新たな酒造りの一早いパトロンとなって、成長を見守っていくのも楽しそうだ。

クラウドファンディング

プロジェクト名: 鹿児島霧島市の焼酎蒸留所を発展させウィスキーも作れる総合蒸留所へ。
URL : https://readyfor.jp/projects/whisky-yokokawa

黄金酒蔵

所在地:鹿児島県霧島市横川町上ノ3280-5
横川ウイスキー工場:https://www.yokogawa-distillery.com
黄金酒蔵:http://www.satsuma-ran.com

(冨田格)