海洋の環境問題を考えるサブマリーナーウォッチが登場。
■海洋廃棄物を100%アップサイクル
2020年、スウェーデンの時計ブランドTRIWA(トリワ)は、我々の海が直面している環境問題への意識を高めるために、スイスの”#tide Ocean Material ” が製造した海洋廃棄物を100%アップサイクルした海洋プラスチックで作った時計「TIME FOR OCEANS」を発売した。約10,000本が販売され、これは約 2万本のペットボトルに相当する。
そして今年、TRIWAは海洋プラスチックから作った世界初のサブマリーナーウォッチ「TIME FOR OCEANS SUBMARINER」を、5月30日”ごみゼロの日”に発売する。
「TIME FOR OCEANS SUBMARINER」は、黎明期の水中探検にインスピレーションを得てデザインし、”#TideOceanMaterial”と共同開発した。このコレクションは、TRIWAの「TIME FOR CHANGEストラテジー(戦略)」の一翼を担い、時計をステートメントシンボルとし、時代が直面する問題に対する意識を高める目的がある。
■持続可能な解決策の一つの形
「TIME FOR OCEANS」と同様に、#tide Ocean Material ” が製造した100%リサイクルの海洋プラスチックで作ったケースに、リサイクルキャンパスのストラップをセット。可動式のダイヤルで、よりスポーティーにタウンユースでも合わせやすいデザインに仕上げた。
TRIWAクリエイティブディレクターであるLudvig Scheja氏は「TIME FOR OCEANS SUBMARINER」について次のように語っている。
TRIWAが13年前に発売した最初のモデルは、実はサブマリーナーでした。そのため、新たに発表できることを非常に誇りに思っています。この取り組みは、地球規模の問題に対する持続可能な解決策の一つの形です。“TIME FOR OCEANS SUBMARINER”は、海洋のために、海洋から作られたモデルと考えています。
青い海を愛する男ならば、海の環境問題にもきちんと向き合っていきたいものだ。
公式サイト:https://www.nordicfeeling.jp/release/210525/
※価格は税込
(冨田格)