西安初の「蔦屋書店」として「西安邁科中心 蔦屋書店」がオープンした。
■高級ホテルに隣接するビジネス商業ビルを改装
中国出店3号店となる「西安邁科中心 蔦屋書店」をオープンしたのは、歴史情緒あふれる西安市の経済特区として、今なお開発が進む高新区。高級ホテルに隣接するビジネス商業ビル「邁科中心(マイケセンター)」の1・2階のスペースを改装した。
●「Trend & Solution」をテーマにした1階
1階は「Trend & Solution」をテーマに、書籍・雑貨を通じて最新の情報や流行に触れられるだけでなく、西安を中心に中国・世界の歴史書籍を通して「温故知新(故きを温ね新しきを知る)」を体現する商品ラインナップ。ONとOFFへの気持ちの切り替えができる一杯のコーヒーを提供する「CAFE STAND」も。
また、上海に続き中国2店舗目の出店となるシェアオフィス「CONTACT」では、コミュニティマネージャーや、イベントなどを通じて西安市内外のビジネスマンやクリエイター同士をつなぐきっかけを提案。「CONTACT」入口前には、「蔦屋書店」のスタッフがおススメの書籍をセレクトした書棚を設置する。
●「Imagination & Inspiration」をテーマにした2階
2階は「Imagination & Inspiration」をテーマに、アートやデザインなどの創造力に働きかけ、インスピレーションが生まれるような書籍や、「一流のたしなみ」「スタイルのある日常」といった観点でセレクトされたアイテムが中心だ。
また、親子で過ごす時間のなかで未来の創造力が育まれる場として、中国の「蔦屋書店」で初となるKIDSスペースも用意。
■蔦屋書店でしか購入できない限定商品も登場
革靴のように着こなすことができ、憂鬱な雨の日を足元から楽しく過ごせるレインブーツブランド「RAINFUBS」や、吹きガラスの技法を使い限定生産された「Glass Studio TooS」のガラスペンなど、「蔦屋書店」でしか購入できない限定商品を取り揃えた。
また、オープンを記念し、西安の街並みが表現された西安邁科 蔦屋書店限定でのトートバッグも販売。
オープンを記念としては、他にも1階ギャラリースペースにて「Japan Pop Culture」をテーマに村上隆氏、Mr.氏の作品を展示する。
今後もギャラリーでのアート展示や、作家、編集者によるトークショー、絵本の読み聞かせや体験型ワークショップなど、リアル店舗だからこそ楽しめるイベントを開催予定だという。
読書はもちろん、様々なアイデアが生まれそうな空間だ。
(Goto)