ブルガリが新たなレベルの感覚表現を求めた音の傑作タイムピースを発表

イタリアのデザインとスイスの高い時計技術を融合させたマスターピースが生まれた。

■3つの音で時間を表現

ブルガリが発表した新作「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」は、音で感覚表現のレベルを高めるデザインのタイムピース。3つのハンマーチャイムとトゥールビヨンレギュレーターを組み合わせた革新的なモデルだ。

スイスウォッチメイキングの専門性にイタリアの芸術的な解釈を加えて、革新的な素材と大胆なデザインに命を吹き込んだ。精密さが別格ともいえる美しさを支える構造で、芸術性と技術が完璧に融合している。

3色の音を出す3つのハンマーは、時間を「ド」、15分を「ミ・レ・ド」の連続音、分を「ミ」の音で連続メロディーを奏でる。

完全自社製の直径35mmの真新しい手巻き「BVL428 キャリバー」は厚さ8.35mmで、計432個のコンポーネントで構成されている

■音色を響かせるための構造

厳しい基準をクリアした「BVL428 キャリバー」の構造が最優先したのは何よりも音色である。音を最大限に伝えるため、ケースにゆとりのあるデザインを施して3ハンマー構造のトルクを高め、力強い音を作り出す。

特にミドルケースは、最大限の音を可能な限り伝播させる設計。内側と外側の間の金属量を抑えるためにデザインに空洞を施し、3つのチャイムに対応する3つの開口部が音を外へと響かせる。

効果的に音を伝えるためケースボディに直接チャイムを固定し、ケースにはチタニウムを使用して、どこまでもクリアな音を広げることに成功している。バックもくり抜いて、細心の注意を払い制作されたチタニウムのグリッドを付け直し、共鳴ゾーンを保護しながら音を外へ響かせるようになっている。

「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」 28,130,000円(税抜・予価)

熟練の時計職人が、数百もの極小の部品を組み立てて完成する「オクト ローマ カリヨン トゥールビヨン」。

販売台数は限定15本。時計技術の粋を結集した極上の音色を体験してみたい。

ブルガリ ジャパン:https://www.bulgari.com/ja-jp/

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