「世界最小の靴店舗」が羽田空港第1ターミナルにオープンした。
足と靴の3Dデータを計測・活用し、ユーザーの靴購入を圧倒的に便利にすることを掲げるフリックフィットは、羽田空港第1ターミナルの5階「THE HANEDA HOUSE」において、12月17日から“世界最小”の靴販売店舗の運営をスタートした。
■AR試着&3Dサイズ計測による在庫レスな1坪サイズの無人店舗
取り扱う靴ブランドは、第1弾としてサステナブルな靴として業界で注目を集めるメリノウール素材100%で製造されたメリノシューズ「Paper Planes」。当該韓国ブランドは、今回のフリックフィットが出店する店舗によって、日本初上陸となる。
フリックフィットでは、今回提案する「1坪靴店舗」はこれまで大きなバックヤードが必要、且つ試着が面倒だったリアル店舗の形態を大きくディスラプトする。
また、履いた際のスタイルや靴サイズといった実際に試着できないことで生じる買いづらさを抱えるEC店舗にはない、ユーザー・ブランド双方にとってWIN-WINとなる新たな靴の販売形態(第3の販売形態)として位置づけている。
■靴の販売店・メーカー向けに支援サービスを行うフリックフィット
フリックフィットは、2015年よりボディデータを活用した事業の研究開発を開始。足と靴の3Dデータを活用したデータプラットフォームを軸に、2019年1月より靴の販売店に向けた、靴の販売店・メーカー向けに支援サービスを開始し、国内百貨店、量販店を中心に展開している。
今後もこういったサービスが増加しそうな予感。羽田空港に訪れた際はチェックしてみては。
(IKKI)