独学でピアノが弾ける!? ドイツ生まれのピアノ学習アプリ日本上陸

「ピアノが弾けたらいいな」しかし、日々忙しい大人にとって、レッスンに定期的に通うのはなかなかハードルが高いものだ。

自宅で独学でピアノを学べるようになる、ドイツ生まれのアプリが日本に本格上陸した。

■AI搭載のフィードバック機能が独学をフォロー

全世界で500万人以上が利用するドイツ生まれのピアノ学習アプリ「flowkey(フローキー)」の日本語対応版が、今年本格展開を始めた。

ピアノをはじめとする音楽学習は、独学でするにはハードルが高いと考えられてきた。その最大の理由は「第三者からのフィードバックを得られない」ということ。

「flowkey」は、ユーザーが弾いた音を感知し、その場でフィードバックする「音認識機能」を独自に開発した。さらに今年、最先端の「機械学習技術」を応用することで、ユーザーが弾いた音からアプリが自動的に学習し、演奏された全ての音符とコードをさらに正確に検出することが可能になった。音符認識の精度は95%以上に達している。

■「flowkey」が世界で愛される理由

ドイツ・ベルリンで生まれたピアノ学習アプリ「flowkey」は、ヨナス・ゲスリング、アレキサンダー・ヒーシング、アーメド・ハッサンの3人によって、「誰もが音楽学習を身近に感じられるようにする」というビジョンの基、2014年に開発された。

世界で500万人以上が利用し、最も成功している音楽学習アプリの1つとなった現在も、音楽への情熱と、良いプロダクトを作りたいという強い想いを共有したメンバーが、日々試行錯誤を重ねている。

「flowkey」の人気を支える特徴を紹介しよう。

クラシックやポップから映画やゲームの劇中歌まで、1500以上のバラエティ豊かな楽譜を搭載

初心者、中級者、上級者、プロまでそれぞれのレベルに合わせたアレンジが選べる

デバイスのマイクやMIDIキーボードから音をAIが検出し、正しい音を弾けているかを瞬時にフィードバック

楽譜の読み方、両手での演奏、コード、即興演奏などが、段階的に学べるコースを通して、目標達成へと導く

「flowkey」は、誰もが好きな曲を演奏できるようになることを目標としています。大切な人のため、あるいは自分のために好きな曲を弾けるようになりたいという気持ちが、情熱につながり、学習の最高のモチベーションになると信じているからです。

「flowkey GmbH」CEO ヨナス・ゲスリング氏

ヨナス・ゲスリング氏

「flowkey」ならピアノを独学で弾けるようになれそうだ。夢は叶えてこそ意味がある。

公式サイト:https://www.flowkey.com/ja

(冨田格)