世界遺産二条城を眼前に臨む「HOTEL THE MITSUI KYOTO」開業

京都に、伝統と歴史を継承した新たなホテルがオープン。

日本の歴史を彩る舞台となってきた世界遺産「元離宮二条城」。「HOTEL THE MITSUI KYOTO (ホテル ザ ミツイ キョウト) 」は、至近の三井総領家ゆかりの地で11月に開業した。

■三井総領家の記憶と京都の伝統を継承し新生したホテル

ホテルが建つこの場所には、かつて250年以上に渡り、三井総領家の邸宅が存在していた。三井家繁栄の舞台となったこの地で、「土地の記憶」を次世代に残しながら、ラグジュアリーホテルという形で新たに現代に蘇ったのがHOTEL THE MITSUI KYOTOだ。

三井家の時代より受け継がれてきた梶井宮門(1703年創建)がゲストを迎え、中庭を中心としたホテル内では景石・灯篭などの多くの遺構が見られる。総檜造の「四季の間」も三井家の邸宅の一部を現代に再現したものだ。

■記憶に残る京都の味

また、五感を満たす料理の美学が培われたレストランにも注目したい。選りすぐりの食材と、その滋味を引き出す料理人の卓抜した技術、そして心からのおもてなしで、記憶に残る京の味を感じることができるだろう。平安京遷都から1200年あまり、その料理への美学は歴史をこえて培われている。

ガストロノミー鉄板「都季 −TOKI−」やイタリア料理「FORNI」(フォルニ)、そして春は桜、夏は青葉、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節と共に表情を変える中庭の景色を臨む「THE GARDEN BAR」では京都の伝統工藝品に触れられるアフタヌーンティーも。

また、三井総領家の邸宅に存在した奥書院を蘇らせた「四季の間」は、祝い事やおもてなしの場としてはもちろん、レストランの別室としても利用可能だ。

■ゆったりとした空間構成の客室

スイートルーム22室を含む11タイプ・161室の客室からは、二条城・中庭・京都の町など多彩な眺望が楽しめる。いずれの客室も、当ホテルの考える「伝統への敬意」と「現代的なラグジュアリー」を表す心地の良いゆったりとした空間構成としている。

 

世界遺産のそばで、宿泊する至福の喜び。そして、三井総領家の記憶と京都の伝統を継承し新生したホテルは、京都での滞在をより一層思い出深いものにしてくれるに違いない。

●開業記念宿泊プラン
開業に合わせ、期間限定の開業記念宿泊プランが登場。

宿泊対象期間:2020年11月3日から2021年3月31日まで(予定)
宿泊料金:1泊1室 98,000円(サービス料込・税別)~
宿泊特典:朝食無料(2名分)、1滞在につきホテルクレジット10,000円分付与、 ルームアップグレード

URL:https://www.hotelthemitsui.com

(田原昌)