「コロナ禍での株式投資のリアル」を個人投資家に調査

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が東京など7都府県に4月7日に発令されて半年。日常生活が大きく変化する中、株式市場にも2月末のコロナショックを皮切りに様々な動きがあった。
総合マネースクールであるファイナンシャルアカデミーはコロナ禍で株式投資を行う個人投資家の実態を把握するため、当校の現役受講生である20〜60代の男女157人に対し「コロナ禍の株式投資に関する意識調査」を実施。

個人投資家の7割はコロナ禍で投資額に変化!投資額「増」は約半数
「コロナ禍であなたの投資総額はどう変化しましたか?」という質問に対して、減らした人が25%、変わりなしが29%であった一方、投資総額を増やした人は全体の47%と、コロナ禍を「積極的な投資をするチャンス」だと捉えた人が多かったことがわかった。

Q. コロナ禍であなたの投資総額はどう変化しましたか?
A. 増やした=21%、やや増やした=26%、変わりなし=29%、やや減らした=15%、減らした=9%

■コロナで利益は増えた?減った?「利益増」が「損失増」を上回る

「コロナ禍で、あなたの投資全体の損益状況はどのように変化しましたか?」という質問では、利益増は47%、損失増は33%。コロナショックという大暴落がありながらも、時代の変化をチャンスに変え、利益を獲得した個人投資家が半数近くいることが明らかになった。

Q. コロナ禍で、あなたの投資全体の損益状況はどのように変化しましたか?
A. 利益が増えた=16%、やや利益が増えた=31%、変わりなし=20%、やや損失が増えた=18%、損失が増えた=15%

コロナで実感!投資の強み「本業収入減でも安心」「悲観的環境もチャンス」

コロナ禍で「投資をやっていてよかった」と感じたことを記述式で尋ねたところ、「利益の増大」「本業以外の収入源があることへの経済的・心理的安定」「個人投資家としての成長」などが挙げられました。また、外出自粛を「自宅での投資時間増だとポジティブにとらえられた」といった声もあげられた。

■コロナ禍で「投資をやっていてよかった」と感じたこと(一部抜粋)

■ウィズコロナ時代、投資家は「生活様式の変容」「テクノロジー活用」に注目

ウィズコロナ時代に「投資家として注目していること」を記述式で尋ねたところ、ワクチン開発や各国の金融政策の動向をはじめ、リモートワークやオンラインサービスなど生活様式の変容に伴う新たなサービスの出現やテクノロジー活用への注目が挙げられた。

■​ウィズコロナ時代に「投資家として注目していること」(一部抜粋)

コロナで感じた「リスク管理」「勉強」「感情コントロール」の必要性

コロナ禍で投資家として必要だと改めて感じたことを記述式で尋ねたところ、「リスク管理」「基本の知識や学び」「感情コントロール」に関する意見が多く挙げられた。予測しづらい状況下だからこそ、知識をもとにした客観的な判断や冷静な行動の重要性を再認識した投資家が多かったようだ。

■コロナ禍で改めて「投資家として必要だ」と感じたこと(一部抜粋)

個人投資家の数が増えたといわれるこのコロナの時代。ピンチをチャンスととらえ、

新たな資産形成をするのもよいに違いない。
オフィシャルサイト https://www.f-academy.jp/