「うなぎ」といえば、土用の丑の日を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、「うなぎ」の旬は夏ではない。実は秋から冬、まさにこれから旬を迎えるのだ。
旬の「うなぎ」の旨さを堪能できる店が、東京・田町に初進出する。
■「うなぎ四代目菊川」とは
創業90年の歴史を誇るうなぎ・川魚卸問屋「中庄商店」の四代目が創設した、うなぎ料理店。名古屋から始まり、三重、石川と店舗を増やし、東京初進出となる。
念願の東京初店舗は、JR田町駅東口より徒歩3分。東京ガス・三菱地所・三井不動産で開発される複合施設「msb Tmachi(ムスブ田町)」田町ステーションタワーNに、9月1日(火)グランドオープンする。
■「うなぎ四代目菊川」の4つの「こだわり」
歴史ある卸問屋ならではの、4つのこだわりに注目だ。
仕入れ
産地は特定せず、その時季に合わせて当店の目指すうなぎ料理にあう。脂ののりが良いうなぎを中庄商店にて選別。生きたまま店舗へ配送する。
捌き
当日必要な分だけを店頭で捌く。捌きたてのうなぎは、身がふわっとして臭みがなく、うなぎ本来の旨味を最大限に堪能できる。
焼き
自社ブランドの2種類の炭を使い分け、蒸さず地焼きのみで仕上げる。うなぎの皮はパリッと身はフワッと。噛めば口のなかで脂がトロッと広がる絶妙さ。
タレ
脂のノリがよいうなぎに合わせてあっさりとしたタレに仕上げている。うなぎを潜らせることで、旨味と脂が混ざる創業より継ぎ足された秘伝のタレがポイントだ。
■名物「一本うなぎ」の誕生
うなぎの旨さに徹底的にこだわったゆえに、「誤魔化しも妥協もはない。だから丸ごと一本をありのままの姿で味わって頂きたい」という思いから生まれたのが、名物「一本うなぎ」だ。
こだわりは「うなぎ」だけではない。江戸時代より続く信楽焼きの窯元が手作業にて作る専用の器を用意。この器は形の素晴らしさだけではなく、保温性にすぐれているので焼き立ての鰻を冷ますことなく味わわせてくれる。
コロナ対応として、テイクアウト・弁当にも対応するという「うなぎ四代目菊川」。旬の「うなぎ」を、心ゆくまで堪能するために訪れてみてはいかがだろう。
うなぎ四代目菊川 ムスブ田町店
住所:東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
公式サイト:https://yondaimekikukawa.com/
(冨田格)