初の消費者向けワインセレクション「ドイツワイン 飲めば、きっと、好きになる。」

世界でも注目されているドイツワインを、日本でも楽しみたい。

Wines of Germany日本オフィスは、初の消費者向けセレクション20本「ドイツワイン 飲めば、きっと、好きになる。」を発表。計154本のエントリーワインは、6名のプロのテイスターによるブラインド・テイスティングにより100点満点形式にて評価、選出された。

■セレクション
若手生産者の努力や気候の変化により、近年ドイツでは高品質な辛口ワインが多く生産されている。今回のセレクションでは、1000円未満から5000円代までと幅広い価格帯を取り揃え、きりっと辛口で飲みやすい白ワインを中心に、スパークリング、ロゼ、赤ワインの合計20本のおすすめワインを提案。

セレクションに参加したテイスターのコメントを通して、「ドイツワイン 飲めば、きっと、好きになる。」の特徴を紹介しよう。

■適度なアルコール度数で、飲みやすい
ドイツワインは、アルコール度数も高くなくてフレッシュ、飲みやすいものが多いのが特徴。今のミレニアル世代のトレンドにぴったり。

いい意味での軽やかさがあり、きりっとした酸が感じられて、本当にきれいなワインが多い。ドイツワインを知らない人や普段ワインをそれほど飲まない人も、一度このセレクションを飲んでもらえれば、その美味しさがわかってもらえるだろう。

■リースリングはもちろん、ドイツでは「ピノ兄弟」の品質が年々向上中
「ピノ兄弟」のうち、ピノ・ブラン(ヴァイスブルグンダー)とピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)は世界的に誇れる高品質になった。実は、ドイツのピノ・ノワール栽培面積は世界第三位、ピノ・ノワール大国だ。

そしてドイツらしく、ミネラル感と果実感にあふれたワインが多いセレクションとなっている。リースリングの美味しさは相変わらずだが、白ではピノ・ブラン(ヴァイスブルグンダー)も注目すべき品種。赤のピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)もコクもあり、酸が柔らかく、出汁を連想させるようなうま味が高い。

■一緒に食べるものは何でもOK、フードフレンドリーなワイン
和食、中華、エスニック等、どんな料理にも合わせやすいのがドイツワインの特徴。特にドイツの赤ワインは日本の様々なスタイルの家庭料理とピッタリ。

■コスト・パフォーマンスの高さが魅力
価格の手頃さや味わいの多様性がありつつも、高品質なワインが多い。リースリングで造ったスパークリングは、酸が高くドイツらしい味わいに仕上がっている。

ぶどうがきちんと完熟し、ストラクチャーがしっかりとありながらフレッシュさもある、そんな味わいのものが増えてきた。

世界のワイン市場でも大きな注目を集め、今まさに新時代を迎えているドイツワイン。新しいドイツワインを試してみたい人、ドイツワインはまだあまり知らない人も、このセレクションのワインからお気に入りの一本を見つけてみよう。

セレクション詳細:ドイツワイン

(田原昌)