ロボット掃除機ユーザーでもストレスになっている、掃除に立ちはだかる“床の片付け”問題。それに取り組んだ次世代ロボット掃除機が登場だ。
パナソニックは、新たに「レーザーSLAM」を搭載した次世代ロボット掃除機「ルーロ(MC-RSF1000)」(以下「ルーロ」)を、2020年4月20日に発売する。
近年、共働き家庭が増える中、パナソニックが新しく提案しているのが、「時短」でも「分担」でもない、家電やその他商品、アイデア・サービスなどで家事の負担を軽減する「しない家事」。夫婦お互いの負担を軽減し、「共疲れ」を防ぐことにつながる。 そして、その代表格と言えるのが「ロボット掃除機」だ。
■“床の片付け”問題とは?
この「ロボット掃除機」の普及を阻んでいるのが、“床の片付け”問題。
調査では、78%が「ロボット掃除機に関心はあるが、まだ使ったこと(買ったこと)はない」と回答。そして、その理由を聞くと、「きちんと掃除できるか不安」などの掃除性能に続いて、「事前の片付けが面倒」と答えた人が4人に1人という結果に。ロボット掃除機ユーザーだけで見ても、実に73%が「面倒に感じる」と答えている。
自動家電が家庭にあったとしても、床掃除の前や最中の“床の片付け”に煩わしさを感じる人は多いようだ。
また、家庭内でロボット掃除機の「衝突事故」が発生し、 床や家具が傷ついてしまった経験がある人も。頼りになるはずのロボット掃除機が、かえってトラブルを巻き起こす要因になってしまうこともあるようだ。
■余計な手間が発生することも
“床の片付け”以外にも、細かい部分は自分で掃除したり、バリアを設置したりなどの手間を強いられている人もいて、家事を省力化してくれるはずのロボット掃除機が、掃除能力の不足など新たな手間がかかってしまうことも。
■ロボット掃除機の不安を一掃する、次世代ロボット掃除機が登場!
新しい「ルーロ」は、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)と共同開発した次世代ロボット掃除機のコンセプトモデルをベースに、パナソニックで開発・製品化したもの。
部屋の隅や壁際を掃除しやすい三角形の形状のまま、レーザーセンサーを使用した空間認識技術「レーザーSLAM」 を搭載し、従来の「カメラSLAM」に比べ、より早く正確な空間認識が可能になった。
360°全方向の間取りや床にあるもの・動くものなど、部屋環境を認識して地図を構築、自己位置を把握しながら掃除プランを立てて効率よく丁寧に走行。さらに高性能な自動走行技術と障害物回避技術で走行のズレやエラーを抑え、部屋中くまなく掃除することで完遂性能が大幅に向上した。
■WEB CM「おまかせRULOじっけん室」
「ルーロ」の機能を紹介したWEB CM「おまかせRULOじっけん室」の公開も開始。
障害物を避ける「レーザーSLAM」、床に敷いたマットや段差をラクラク乗り越える「アクティブリフト」、人の足の動きについて掃除する「otomo(おとも)」機能などを紹介している。
よりスマートになったロボット掃除機で、家事の負担を減らそう。
「ルーロ」特設ページ:https://panasonic.jp/soji/contents/rulo/special_rsf1000.html
(田原昌)