神話のふるさと宮崎で「ダムツアー」!高千穂峡や春の風景を満喫

迫力あるダムの見学が人気の昨今。ダムアワード2019イベント賞受賞の「上椎葉ダム」や、九州最大の揚水式発電所「小丸川発電所」が見学できるツアーが開催される。

■インフラツーリズム
今回は、ダムや発電所の見学に加え、全国的もパワースポットで知られる高千穂町の天岩戸神社をはじめ、古代ロマン溢れる西都原古墳群など、神話のふるさと宮崎ならではのコース。また、新たに日帰りツアーを設けるなど、より魅力的で気軽に参加できる内容になっている。

■宮崎県 高千穂峡をめぐる耳川水系ダム・発電所ツアー
3月14日(土)高千穂町の神話の聖地&パワースポットを巡る
3月15日(日)耳川水系のダム・発電所を巡る ※キャットウォーク歩行体験&ドローンによる記念撮影も。

日程:2020年3月14日(土)~15日(日)1泊2日
旅行代金:大人1名(1室3名以上の場合) 29,800円(税込)
募集人数:先着21名(ただし、18歳以上に限る)
申込み先: JTB宮崎支店

「天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)」
日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれている、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が御隠れになられた天岩戸(洞窟)を御神体としてお祀りしている神社。パワースポットとしても有名。

「高千穂峡(たかちほきょう)」
高千穂峡は国の名勝天然記念物に指定された、日本を代表する景勝地の一つ。「真名井の滝」は、高千穂峡の代名詞ともいえる有名な滝で、日本の滝100選に選定されている。

「上椎葉(かみしいば)ダム」
1955年に建設された、日本で初めての100m級大規模アーチ式ダム。ダムファンの中では、「閣下」の愛称で呼ばれており、昨年11月には、初の観光放流を実施。

「塚原(つかばる)ダム」
宮崎県諸塚村に建設された高さ87mの重力式ダム。建設当時は東洋一の高さを誇り、万里の長城のような小塔や意匠を凝らした欄干など、デザイン性に富んだダム。「登録有形文化財」に登録、「近代化産業遺産」に認定されている。

■電力インフラツアー~宮崎県小丸川水系編~
西都原(桜と菜の花の共演)、九州最大の揚水式発電所「小丸川発電所」と石河内ダム見学。

日程:2020年3月28日(土)日帰りコース
旅行代金:1名 宮崎発:9,980円(税込)
募集人数:先着21名(ただし、小学生以上に限る)
申込み先:宮崎交通

「西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)」
国の特別史跡の指定を受けている古墳群で、東西約2.6㎞・南北4.2㎞・標高50~80mの大地に、4世紀前半から7世紀にかけての古墳が300あまり点在している。

また、西都原は県内屈指のお花見スポット。西都原の御陵墓前を中心に2,000本の桜と30万本の菜の花が咲き誇り、春の訪れを告げる。桜のピンクと菜の花の黄色が織りなすコントラストは見事!

「小丸川発電所(おまるがわはつでんしょ)」
小丸川発電所は、九州最大の揚水式水力発電所。揚水発電所は、“発電に使った水を汲み上げ再び発電に使う”ことが特徴。

近年は、太陽光で発電した電気を利用して昼間に揚水を行い、夜に発電するなど、太陽光発電などの再生可能エネルギーを最大限に利用している。

「石河内(いしかわうち)ダム」
小丸川揚水発電所の下部ダムとして建設された、コンクリート重力式ダム。

桜のつぼみがほころび始める3月に、美しい景色とダムの迫力を堪能しよう!

(田原昌)