1989年に任天堂から発売された、RPGゲームシリーズ『Mother(マザー)』。
ゲームデザインは、当時売れっ子コピーライターであり、現在ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」「ほぼ日ストア」で知られる「ほぼ日」社長の糸井重里氏だ。
発売から30年の月日を経てもなお、国内はもとより全米に『MOTHER』のファンは多い。そんなファンに嬉しい記念品が発売になる。
ゲームのオリジナル・サウンドトラックが、初の日本盤アナログレコードとして2019年12月25日(水)に発売されるのである。
■完全生産限定盤でメイド・イン・ジャパン!
このサウンドトラックは、ゲームのBGMを手掛けたムーンライダーズの鈴木慶一が英国に渡り、海外歌手を起用し制作。
ボーカルアレンジされた楽曲をメインに、全11曲内2曲がインストアレンジである。
SIDE-Dに収録されるゲーム中の使用BGMの原曲を、ゲーム進行に沿った形でメドレー形式に編集されている『THE WORLD OF MOTHER』は、今回のアナログレコード化にあたり、2004年に発売されたデジタル・リマスター版に収録されたEXTENDED VERSIONを採用している。
■「MOTHER オリジナル・サウンドトラック」
ソニー・ミュージックソリューションズ・乃木坂スタジオでのカッティング、静岡工場でのプレスとメイド・イン・ジャパンのアナログレコードとなる。
12インチ33回転2枚組、透明レコード仕様。完全生産限定盤だ。
発売日:2019年12月25日
品番:MHJL-127-128
仕様:12インチ・アナログレコード2枚組
価格:5,000円(税抜)
オリジナル発売年:1989年
クリア・ヴァイナル仕様 完全生産限定盤
『MOTHER』は発売当時、中世時代を舞台にしたRPGが多く存在する中、1980年代を舞台にアメリカの「マザーズディ」という町に住む少年が、突如起こった怪奇現象をきっかけに、世界中で発生した怪奇現象の原因を調べるために仲間たちとともに旅に出る物語である。
30年前にその世界観に魅了され、ファミコン版を遊んだ人も、そして初めて知る人にとってはきっと新しい感覚になるに違いない。ぜひ、聞いてみてほしい。
URL:http://www.110107.com/MOTHER
※予約開始後、即品切れとなっていたが、2019年12月10日(火)2ndプレスが決定し予約が再開されている。
(Y.FUKADA)