旧芝離宮恩賜庭園で、夜デートにぴったりなライトアップを体験しよう。
1→10(ワントゥーテン)による、夜間ライトアップイベント第三弾「江戸秋夜会 by 1→10 ~旧芝離宮恩賜庭園~」が期間限定で開催される。
■コンセプト
古くからある日本各地の伝統文化を見直し、革新的なクリエイティブやテクノロジーを掛け合わせる日本文化更新プロジェクト「JAPANESQUE PROJECT(ジャパネスクプロジェクト)」の一環として行う。
「JAPANESQUE PROJECT」のコンセプトである、「伝統と革新の融和」を体現した夜会は、1→10が解釈する「和」の美意識を、五感で愉しめる場だ。
江戸秋夜会は、「江戸夜会」三部作の第二回目で、秋の夜を彩る暖かな光の演出や霧を使ったインスタレーションとともに、江戸に所縁のある和食が楽しめる。
■食事
江戸っ子たちが食していた「串天麩羅」や、抹茶を使った甘味が味わえる。その他、大串の「焼鳥」、大鍋仕込みで温かい「汁物」や数量限定「謹製弁当」なども登場。
■「伝統と革新の融和」
秋の訪れを愉しむ「紅葉狩り」は、江戸時代から親しまれるようになった文化だ。江戸秋夜会では、旧芝離宮恩賜庭園の木々が赤く染まるこの秋、「紅葉狩り」という伝統をアップデート。「文化」と「自然」にフォーカスしたコンテンツを展開する。
木々のライトアップは紅葉が映える暖色を基調とし、会場を装飾する行灯とともにサウンドとシンクロした演出が行われる。また、旧芝離宮恩賜庭園はかつて海に面しており、その池は海水が流れ込む潮入の池であったという史実からインスパイアされ、庭園に漂う潮風の記憶を「霧」を使ったインスタレーションによって表現する。
■旧芝離宮恩賜庭園について
東京に残る最も古い大名庭園のひとつ。1678年に老中大久保忠朝が、将軍徳川家綱より拝領した土地に屋敷と「楽壽園」という名の庭を作ったことが始まり。
明治期には宮内庁所管となり、洋館が立てられ、外国要人などのもてなしの場として利用された。関東大震災で建物や樹木が焼失するなど、何度も存続の危機に立たされるが、失われた景観を取り戻すべく修復され、現在は国の名勝指定を受けた文化財庭園として公開されている。
現代にアップデートされた、江戸の風流な秋の楽しみを大切な人と一緒に。
【江戸秋夜会 by 1→10 〜旧芝離宮恩賜庭園〜】
開催場所:旧芝離宮恩賜庭園 一部 東京都港区海岸一丁目
開催時期:2019年11月20日(水)~23日(土・祝)
時間:9:00~21:00 (最終入園20:30)ライトアップ時間 17:00~21:00
※天候等により中止や実施内容を変更する場合あり
入園料:一般 150円
URL:http://yakai.1-10.com/
(田原昌)