日本でもたびたび話題になるイギリスを拠点に活動する匿名の芸術家・バンクシーは、世界で最も注目されているアーティストの一人だ。世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動し、誰もその姿を見たことがない。
2020年、そんなバンクシーの70点以上のオリジナル作品が日本に初上陸する。横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」を会場に展覧会を開催し、会期は2020年3月15日(日)〜9月27日(日)を予定している。
■ 貴重なコレクションが大集結!映像による体験空間も
期間中は、オリジナル作品のほかにも、立体オブジェクトや限定プリント、さらには政治的なメッセージやユーモアあふれる風刺などバンクシー作品に込められた想いを映像で紹介するマルチメディアな体験空間など、世界のアートシーンに衝撃を与えるコレクションを含め、過去最大級の規模で横浜に大集結する。
■ 他では見る事ができない過去の軌跡をたどる作品を展示
2018年からモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港(今年12月から開催予定)と、世界の5都市を巡回し、人々を熱狂させている本展覧会。今回公開する作品の中には、「Dismaland(ディズマランド)」やブリストル美術館などで開催されたバンクシーの個展やイベント、アーティストやミュージシャンとのコラボレーションなど、他では見る事ができない過去の軌跡をたどる品々も多く含まれ、アーティストとしての彼の才能の奥深さを感じることができるはずだ。
バンクシーは、正真正銘のアーティストなのか、ビジネスマンなのか、反逆者なのか復讐者なのか、天才なのか、それとも単なる破壊者なのか。是非とも自分の目で確かめてみたい。
■「アソビル」
住所:神奈川県横浜市西区高島2‐14‐9
イベント公式HP:https://banksyexhibition.jp
(Takako.S)