和と洋が融合することで、時として想像以上に美しい調和が生まれることがある。
人気のバッグブランド、FURLA(フルラ)が、京都の新世代デザインプロジェクト「MILESTONES」とコラボを実現。
日本古来の文様を現代的に表現した「FURLA FW19 JAPAN EXCLUSIVE COLLECTION」を2019年8月28日から日本限定で販売することとなった。
■西陣織の模様に注目
デザインのインスピレーションとなったのは、西陣織で使用されていた文様。
FURLA FW19 JAPAN EXCLUSIVE COLLECTIONにおいて使用されている特徴的な文様は、京都造形芸術大学と西陣織の老舗「細尾」との産学連携プロジェクト「MILESTONES」に参加した学生が、年月をかけ収集したものからセレクト。
「細尾」が所有する、2万点を超える西陣織の手書きの帯図案のアーカイブからデジタル上に復刻させ、FURLAならではのダイナミックな色合いのアレンジを加えることにより、モダンでシャープな仕上がりを実現した。
古典の文様に大胆なアレンジを加えることによって、新たな視点での伝統芸術の継承を担う今回のコレクション。
まさにFURLAの掲げる「革新、遊び心、クリエイティビティ、クラフトマンシップ」の精神と一致し、このコラボレーションを生み出すきっかけとなった。
■FURLA FW19 JAPAN EXCLUSIVE COLLECTION
・トートバッグ ¥50,000 全5種(全店展開4種、限定店舗展開1種)
・クラッチバッグ ¥29,000 全3種(全店展開2種、限定店舗展開1種)
FURLAのコレクションの中でも人気のスタイルであるユニセックスのトートバッグとクラッチバッグに、モダンなアレンジを加えた西陣織の3種の文様を用いたデザインを施した。
「葡萄唐草」の柄は、豊穣、豊饒の女神、正倉院宝物の渡来してきた歴史・経緯を表徴する子孫繁栄を意味し、貴族に好まれた模様で、粒の部分は花のイメージであると言われている。
また、「蝶」の柄は不滅の願い、不死の象徴、活性、美しさ、優雅、呪術性を意味すると伝えられている。
そして、「宝相華文」(別名:唐草文)は、インドから中国に渡り日本に伝承された柄。仏教装飾、仏教美術に用いられた瑞祥文の一つである。
■FURLA 期間限定ポップアップストア
今回のコレクションの販売を記念し、京都髙島屋にてポップアップストアを開催する。同コレクションや新作アイテムをはじめ、通常取り扱いのないメンズアイテムも展開。
また、日本限定コレクションの髙島屋限定デザイン2点は、ポップアップ期間中先行販売する。
日時:2019年9月11日〜 2019年9月17日
会場:京都髙島屋 1階 ゆとりうむ特設会場
住所:京都市下京区四条通河原町西入真町52
営業時間:10:00~20:00
着物が似合う女性にプレゼントしたら、喜ばれるに違いない。
公式サイト:https://www.furla.com/jp/ja/
(Yuko Ogawa)