5月13日は「カクテルの日」である。
カクテルといえば、ジンやウォッカ、リキュールなどの洋酒ベースをイメージし、日本酒は他のお酒や素材と混ぜないもの、といった印象があるが、実は氷を入れたり他のドリンクと混ぜたり、楽しみ方は無限に存在する。
そこで酒造メーカーである日本盛は、「カクテルの日」を記念して、日本酒ベースのカクテルを知るきっかけづくりとして、「日本酒カクテル 総選挙」を開催。スーパーマーケット等で手軽に購入できる材料で、簡単に作ることができる定番の15種類のラインナップ画像とレシピを一緒に見てもらった。
その結果、今もっとも飲んでみたい日本酒カクテルは、「かちわり生原酒(日本酒ロック)」が第1位。その他、写真映え・海外の方好みと予想するカクテルやなどの調査結果を発表する。
■今、もっとも飲みたい日本酒カクテル・・・第1位「かちわり生原酒(日本酒ロック)」
かちわり氷で割る、シンプルかつ王道の飲み方「かちわり生原酒(日本酒ロック)」が第1位。濃厚な味わいを持つ「生原酒」は、火入れ(加熱殺菌)も割水(アルコール度数を整えるための希釈)もしていない、鮮度あふれるフレッシュな香りと濃厚な味わいなのでオンザロックに最適。そして溶けにくい“かちわり氷”を使用することで氷を揺らしながら、少しずつ変わる味の変化を愉しめる。
日本酒にそのまま氷を入れるので、度数が高く濃厚な味わいが特徴の「生原酒」を用いた飲み方がおすすめだ。
2位には「サムライロック」がランクイン。ライム果汁をアクセントにくわえ、こちらもシンプルに日本酒の味を楽しめる飲み方である。そして3位は「緑茶割り」と続く。
■フォトジェニックな日本酒カクテル・・・第1位は「サムライロック」
シンプルかつライムのアクセントがフォトジェニックな「サムライロック」が第1位。
そして2位は、「サキ・ハイボール」で、色味とレモン効果が強かったと考えられる。
4位5位には「サキ・カシストニック」「サキ・モヒート」といった見た目にもきれいなカクテルもランクイン。
■インバウンド向け日本酒カクテル・・・1位は「サムライロック」、2位は「緑茶割り」
海外の方が好みそうな日本酒カクテルの1位は「サムライロック」に。日本酒の味を楽しみやすいシンプルさに加え、“サムライ”というネーミングが響いたと考えられる。また、2位は日本らしい素材を活かした「緑茶割り」。4位はコーラを加えた「サキ・コーク」との結果となった。
■今後、「日本酒カクテル」飲みたい・・・70.4%
最後に、「日本酒カクテル」を今後飲んでみたいかについて伺うと、「思う」「やや思う」が7割、
日本酒好きの方の多くが「日本酒カクテル」に好意的な反応を示す結果となった。
もちろんそのまま飲んでもおいしい日本酒だが、その時のシーンや気分などで氷を入れたり、ソフトドリンクで割っても、おいしい。特にこれからの季節、気温・湿度も高くなるので、氷を入れてすっきり飲んでみてはいかがだろう。
<調査概要>
調査名:「日本酒カクテル総選挙 2019」
対象 :日本酒好き 1,107名
期間 :2019年3月22日~28日
方法 :インターネット調査(日本酒カクテルの名称・画像・レシピを見てもらい回答)
(Y.FUKADA)