数多くの国際的な個展・グループ展に参加し、国際的に評価を得ているルディ クレモニーニ。今般、ルディ クレモニーニの日本初の個展 「The roots of lotus」が開催される。
■大小作品合わせて約20点ほどのペインティングを包括的に展覧
104GALERIEは、2月2日から3月17日の会期にて、世界的に活躍するイタリア出身のアーティスト、ルディ クレモニーニの日本初の個展 「The roots of lotus」を開催する。
本展では、2013年以降の作品から最新作まで、大小作品合わせて約20点ほどのペインティングを104GALERIE,104GALERIE-Rにて包括的に展覧。
18世紀にヨーロッパで建てられた中で最も巨大な宮殿、カゼルタ宮殿にて2018年に行われた大型個展からGli Oriより出版された作品集も数量限定で販売する。
■ルディ クレモニーニのプロフィール
ルディ クレモニーニは、1981年イタリア・ボローニャに生まれ、ボローニャ・アカデミーオブファインアーツ(Accademia di Belle Arti di Bologna)を卒業後、現在同地を拠点に活動している。
これまでの主な個展として、カゼルタ宮殿(2018年、カゼルタ・イタリア)、Galerie Thomas Fuchs(2017年、シュトゥットガルト・ドイツ)、ベオグラード市博物館(2017年、ベオグラード・セルビア)などが挙げられ、イタリアを初め、アメリカ、フランス、ドイツ、ベルギーなどで数多くの国際的な個展・グループ展に参加、また数々の賞を受賞し国際的に評価を得ている。
■ルディ クレモニーニの作品
ルディ クレモニーニは「日常」や「普通」を掘り下げ、その下に潜む矛盾をあらわにする。
風景や部屋、人物像や動植物、並んだ石膏像。クレモニーニの作品に描かれたイメージは一見有り触れた日常的な場面だが、その根本的主題となるものは、良心と本心の感情の往来、犠牲を払うことによって起こり得る喜び、安全が保障される代わりに奪われる自由などの生きる上での矛盾や葛藤。
作品には常にこうした極めて個人的な空虚感や孤独を示唆する比喩的要素が含まれる。
また、分厚い油絵の具で描かれた曖昧な形態と特徴的な筆跡、そして本展のタイトル「The roots of lotus」からも窺えるように、決して煌びやかではない表象そのものの性質を探求し、魅力や愛らしさを表現する喜びも彼の創造性の原点と言える。
■Rudy Cremonini「The roots of lotus」
会期:2019年2月2日(土)~3月17日(日)
オープニングレセプション:2月1日(金)19:00-21:00
会場1:104GALERIE(東京都目黒区青葉台 3-22-1 目黒ハイツ 104)
会場2:104GALERIE-R(東京都目黒区大橋 1-6-4 GARAGE)
営業時間:12:00-20:00
休廊日:月・火曜日、3/6 – 3/10
http://www.104galerie.com
オープニングレセプションでは、イタリアよりアーティスト本人も来日する。またとないこの機会に足を運んでみては。
(MOCA.O)