スイスのバーゼルで毎年開催される世界最大の時計・宝飾の見本市「バーゼルワールド」。
そこで発表された今年の新作や人気のモデルを集めて、「三越ワールドウォッチフェア」と「2018東武ワールドウォッチフェア」が開催される。日本で初披露される新作を要チェックだ。
今年、創業130周年を迎えた「カール F. ブヘラ」も、バーゼルワールドで完全自社開発のトゥールビヨンをはじめとする数々の新作を発表した。
■マネロ トゥールビヨン ダブルペリフェラル
節目の年にふさわしい技術の研鑽の集大成。ペリフェラルテクノロジーはブランドのDNAと自負するカール F. ブヘラにとって、この技術を応用した完全自社開発の「トゥールビヨン」を紹介することは一番の喜びと言える。
このトゥールビヨンはキャリッジを外周で支えているため、一見すると浮いているように見える「フローティングトゥールビヨン」だ。
11月の入荷予定を前に、サンプルウォッチでその詳しいメカニズムを見ることができる。
■発売以来人気のマネロ フライバック
今年の新作の一つはスタンダードなブラックダイアルだが、ブランドとして初の試みのブラウンストラップとの組み合わせで登場。
人気のブルーグレーダイアルとは違うカジュアルでマニッシュな雰囲気だが、クラシカルなディテールのおかげで洗練された印象となる。
■カール F. ブヘラについて
1888年の創業以来、カール F. ブヘラの名前は、優れた品質、革新、そして時計作りに対する情熱の代名詞。今やカール F. ブヘラは数少ないファミリー経営のスイス時計メーカーの一つであり、現在はブヘラ家3代目、ヨルグ G.ブヘラがブランドを引き継いでいる。
スイス国内の自社工場で時計とムーブメントの開発、そして製造を行う。そして、節目となる最も重要な出来事は、外周を回転するペリフェラルローターを備えた自社製のムーブメント開発。これをベースにした一連のムーブメント生産は、カール F. ブヘラが初めて成し遂げた技術革新だった。
カール F. ブヘラは、質が高いスイスの確かな職人技術と独特のスタイル、そして細部に至るまで精巧さが凝縮された、数々の独創的な時計を生み出し続けている。
独立心や自由な精神をもってデザインされ、製造されたタイムピースから、壮大な眺めと美しい街並みを誇るルツェルンの空気を感じ取って欲しい。
定番モデルも揃うこの機会に、足を運んでみては。
「第21回 三越ワールドウォッチフェア」
期間:8月27日(月)まで
場所:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
時間:午前10時~午後7時 ※最終日は午後6時終了
「2018東武ワールドウォッチフェア」
期間:8月23日(木)~ 28日(火)
場所:東武百貨店池袋店 8F催事場にて開催。
時間:午前10時~午後8時 ※最終日は午後5時終了
(田原昌)