京丹後では地形を利用した海沿いに広がる砂丘を活かした瑞々しく甘いメロンや、日本海の海風と豊かな地形が育む甘味のギュッと詰まった桃などフルーツの栽培が盛ん。
酒造りが得意な天女や御神酒のルーツの伝説が残るなど酒造りとも縁が深く、江戸・明治時代より続く酒蔵が多く存在する。
京都ホテルオークラでは、京丹後産「メロン」と「桃」に、丹後地域の酒造の日本酒を合わせたカクテルを考案。
同じ風土で育まれた2つの素材“果物”と“日本酒”が絶妙にマッチした一杯を通じ、京都・丹後地域の魅力をお届けする。
提供期間は9月30日(日)まで。
◆メロンのカクテル「SAND DUNE」(2,138円 税・サービス料込み)
【提供店舗】17階 トップラウンジ「オリゾンテ」
丹後半島の海沿いに広がる砂丘など、水はけの良い土壌を生かして栽培された京丹後産のメロンの果肉はみずみずしく、清涼感のある甘さが特徴。
凍らせた京丹後産メロンの果肉に「自然仕込」山廃がブレンドされた木下酒造の本醸造酒「玉川」を合わせたフローズンカクテルは、爽やかなメロンの甘みと深みのある日本酒の味わいが絶妙なハーモニーを奏でる。
木下酒造は京丹後市にある、天保13(1842)年創業の酒蔵。
イギリス人のフィリップ・ハーパー氏が杜氏を務め、家付き酵母を使った自然仕込みの山廃や江戸時代の製法を再現した酒など挑戦的な酒造りで知られている。
生酛や山廃など製法由来の力強い酒質のものが多く、料理との相性も良い。
◆桃のカクテル「息吹」(1,900円 税・サービス料込み)
【提供店舗】2階 バー「チッペンデール」
京丹後産の桃は日本海の海風によって甘みが強くなる。
京丹後産の桃のフルーティーな甘さが引き立つよう、与謝娘酒造のスパークリング清酒「ROCCA」をベースに使用。
純米酒の味わいを残しつつ甘みをおさえてドライに仕上げられた「ROCCA」のすっきりとした飲み口と桃の芳醇な香りが楽しめる。
与謝娘酒造は与謝野町にある、明治20(1887)年創業の酒蔵。秀峰大江山の良質の伏流水を原水としてつくられる代表銘柄「与謝娘 大吟醸」をはじめ、芳醇なコクと軟らかな口当たりの酒質で知られている。
一杯のグラスに凝縮した“丹後”のめぐみを味わってみては。
住所:京都市中京区河原町御池
京都ホテルオークラ 公式サイト:https://www.hotel.kyoto/okura/
(MOCA.O)