クリエイティブな製品を発表し続けている「Cartier(カルティエ)」。その⾰新性とクリエイティビティを表現するというプロジェクトの⼀環として、ワークショップ「Santos Lab」を開催。7月には一般を対象に2回目を開催する。
1904年にカルティエが⽣み出した世界初の実⽤的腕時計「サントス ドゥ カルティエ」。メゾンのアイコンでもあるこの時計が、今年、現代の男性に向けてモダンに進化。その⾰新性とクリエイティビティに基づき、6⽉に六本⽊で「Santos Lab」の第1回目を開催した。
■Santos de Cartier コレクション
全13 モデル:MM(35.10×41.90mm)、LM(39.80×47.50mm)
初の男性⽤実⽤的腕時計誕⽣に繋がった、ルイ・カルティエとブラジル⼈⾶⾏家、アルベルト・サントス=デュモンの出会い。その歴史的背景をなぞり、当⽇は⽇本を代表する現代のイノベーター、クリエイターが集まり、インスピレーションを⽣み出す場を設けた。
ワークショップのテーマは、サントスのキーワードでもある “クリエイティビティ”。
「サントス ドゥ カルティエ」はなぜ1世紀を超えてなお、愛され続けるのか。AIやブロックチェーンといったテクノロジーが加速度的に進化するいま、果たして⼈の⼼を動かすものとは何なのか。この先の未来へ続く“クリエイティビティ”をテーマにディスカッションを⾏った。
前半は、アーティスト・サイエンティスト脇⽥玲教授とコンテクストデザイナー渡邉康太郎⽒が、それぞれの視点で未来へ続く”クリエイティビティ“について講義。
後半は、ワークショップ参加者を交えたインタラクティブなディスカッション。ゲストは、シタテルCEOの河野秀和⽒、augment5代表の井野英隆⽒、建築家の⾼橋真⼈⽒、写真家の宇佐美雅浩⽒ほか、各界で活躍するイノベーターやクリエイター約20⼈。
当⽇はゲストそれぞれに歴史のある愛⽤品を持参してもらい、その理由を語ってもらうことを通して、永く愛され、そしてその先の未来へ続くクリエイティビティについて語り合った。
次回は⼀般を対象としたワークショップとなる。
「Beyond the Border:ものづくりに必要な“越境”とは?」をテーマに、スピーカーに渡邉康太郎⽒、脳神経発明家の⻘砥瑞⼈⽒を迎え、異なる分野の⼈とつながり、協働することで新しい価値を⽣み出すためのスキルとマインドセットを考える。
クリエイティブな仕事をしている人は、是非参加したいワークショップだ。
⽇時:7⽉18⽇(⽔)
15:00〜17:00:パネルディスカッション+ワークショップ
17:00〜19:00:交流会
会場:Takram Tokyo Meeting Hub (東京都港区北⻘⼭3-12-13 北⻘⼭3丁⽬ビル3F)
参加費:無料
定員:25名
応募⽅法:https://santos-de-cartier.jp/eventreport/workshop_info_02.html
応募締め切り:7⽉8⽇(⽇) 23:59
(田原昌)