人工知能で日本酒の味覚タイプを判定できる「YUMMY SAKE」サービス開始

自分の味の嗜好タイプ、本当のところが知りたくない?

Project Yummyは、人工知能とブラインドテイスティングによる日本酒の味覚判定サービス「YUMMY SAKE(ヤミー サケ)」の提供を開始した。

 

自分の味覚に合った「本当においしい」を追求するProject Yummyが手掛ける、人工知能で日本酒の味覚タイプを判定できる「YUMMY SAKE」。

10種類の少量ずつの日本酒を、銘柄や解説を伏せて味わい、専用のWEBサイトで5段階評価を入力するだけで、その人の舌のタイプを判定する。

 

味覚のタイプは、「キュンキュン」「シャラシャラ」など、オノマトペ(擬音語)で表現できる12のカテゴリーに分類され、難しい用語や専門的なルールを知らなくても誰でも直感的に日本酒を選べる。

 

5月30日(水)~6月3日(日)の5日間限定で渋谷GALLERY X BY PARCOにオープンした「BAR YUMMY SAKE」では、予約チケットが完売し、キャンセル待ちがでるほどの大盛況のうちに終了。

6月15日(金)からは未来日本酒店 DAIKANYAMAと未来日本酒店 KICHIJOJIにて同サービスを展開する。

◆未来日本酒店 DAIKANYAMA

東京都渋谷区代官山町14-11

営業時間 13:00 – 22:00

 

◆未来日本酒店 KICHIJOJI

東京都武蔵野市吉祥寺本町1-12-5共立ビル1F

営業時間 14:00 – 22:00

日本各地の蔵元と提携し、判定結果に合わせた12種類のオリジナル日本酒「オノマトペ酒」も販売。未来日本酒店および未来日本酒店のECサイトで購入できる。

ECサイト:http://6star.jp/onomatope

 

国税庁が発表した「清酒製造業の概況(平成28年度調査分)」によると、日本には1400以上の酒蔵があるものの、広く流通している日本酒は限られている。

農林水産省が発表した「日本酒をめぐる状況(平成29年10月)」によると、日本酒の国内出荷量は、ピーク時には170万㎘を超えていたが、近年は60万㎘を割り込む水準まで減少。

日本酒全体の国内出荷量が減少傾向で推移する一方、特定名称酒(吟醸酒、純米酒等)の出荷量は増加傾向で推移していることから、生活者の志向が量から質へと変化し、味を想像できる認知度の高い日本酒の需要が高くなってきていると捉えることができる。

こうした環境の中、生活者は限られた銘柄を、限られた情報の中から日本酒を選ぶ必要がある。YUMMY SAKEは、情報に惑わされず、自分の味覚に合った「本当においしい」と思えるものを提供するために生まれたサービスだ。

難しい用語や専門的な知識は一切不要!利き酒師監修によるスマートフォンを使った味覚判定で自分の嗜好タイプを探ってみてはいかがだろう。