冬の長崎・ハウステンボスの風物詩と言えば、やっぱり「光の王国」だ。
ヨーロッパの街並みに輝く、世界最大とされる1,300万球のイルミネーションが今年も「全国イルミネーションランキング総合エンターテインメント部門」の第1位受賞を獲得、さらに昨年10月に開催された「夜景サミット」でも「日本三大イルミネーション」に選ばれている。
しかもこの冬の企画では、イルミネーションの輝きを天空から楽しめる「光の天空カフェ」や「光の天空ツリー」、「3Dプロジェクションマッピングショー」など、企画満載。空気が澄んでいる冬だからこその美しさは、何度行っても圧巻である。
■オランダの宮殿を忠実に再現した「大胡蝶蘭展」インスタ映えも!
そんなハウステンボスで、寒い冬と思えない場所が出現する。それが、オランダの宮殿を忠実に再現したパレス ハウステンボスを埋め尽くす「大胡蝶蘭展」だ。
特に色鮮やかな蘭に埋め尽くされ、部屋全体を覆うように広がる華やかなトンネルはフォトスポットとしても魅力だ。
パレス ハウステンボスは、オランダ最古の森と言われるハーグの森に17世紀に建てられ、現在はベアトリクス王女のなっている宮殿の外観を忠実に再現。宮殿内部に広がる蘭のアート作品は圧巻の言葉に尽きる。
■荘厳な壁画に囲まれ蘭のシャワーが降り注ぐ「蘭の庭」
見どころは、前出の「蘭のトンネル」や、空中に約1500本の蘭が浮かぶ空間装飾「らん・ラン・蘭」荘厳な壁画に囲まれ蘭のシャワーが降り注ぐ「蘭の庭」
ライトアップされた水槽に金魚が泳ぐ「蘭と金魚のフラワーアート」など。
蝶が舞うような見た目から、「幸せが飛んでくる」という花言葉を持つ胡蝶蘭。
美しく、そして縁起も良い、様々な胡蝶蘭を間近で鑑賞できる「大胡蝶蘭展」は、2018年2月19日(月)まで。
また、日本で一番貴重な蘭と言われる「尖閣蘭」が期間限定で年1月下旬に展示予定である。
現在は採取ができず、絶滅寸前であるとも噂される“幻の蘭”を、ぜひ美しいイルミネーションとともに堪能してみてはいかがだろう。
会場: パレス ハウステンボス
https://www.huistenbosch.co.jp/
(Y.FUKADA)