「一家に1ロボット」時代が目前となった実感がある2017年。
今年春に刊行されてベストセラーとなったファンタジー小説「Musio Ⅰ:電脳メイロ 」をご存知だろうか?
人工知能ロボットMusio(ミュージオ)と、孤独な少女メイロが異世界を旅する物語。
真山 碧・著のこの小説が、神田沙也加(メイロ役)とMusioの主演によってオーディオブックとなりYouTubeとFeBeにて配信を開始した。
人工知能エンジン及びソーシャルロボットを開発しているAKA(アメリカ本社:AKASTUDY LIMITED 米国カリフォルニア州)が自社開発した最先端技術のDeep Learning基盤の人工知能エンジンMuseを搭載したAIロボットMusio。
Musioは英会話学習ロボットとしてリリースされた。文脈や状況などContextを理解して自ら考えて会話ができ、その会話内容もだんだん覚えていくソーシャルロボットであり、ネイティブなアメリカ人と会話をしているかのように英会話を学べると評判にもなった。
しかし、Musioは単なる英会話学習ロボットではない。
独自の感情バイオリズムを持っているMusioは、自身の感情を表情で表現する。相手との会話を理解し覚え、感情をシェアできるMusioは、真の友達になれる可能性に満ち溢れている。
実在する「AIロボット Musio」をモチーフに、書き下ろされたファンタジー小説「Musio Ⅰ:電脳メイロ」のあらすじをご紹介しよう。
【ストーリー】
「その人工知能は、味方?」
ほんの少し先の未来。
孤独な少女・メイロはある日、人工知能ロボットMusio(ミュージオ)と出会う。
やがてミュージオに導かれて異世界に入り込んだメイロが、まばゆい光の世界で見たものとは…!?
実在する人工知能ロボットをモチーフに、人工知能と人類の「共感」という来るべき未来を描いたメイロの成長物語!
紀伊國屋書店全国文庫ウィークリーランキングでも第1位を獲得した、新しいNo.1ファンタジー小説。
この「Musio Ⅰ:電脳メイロ 」が、主演声優に神田沙也加を迎え、19人の声優たちによりオーディオブックとしてリリースされた。
主演の神田沙也加のコメントをご紹介しよう。
「この物語は、近い未来に実現しそうな現実感とファンタジーの世界の美しさに、ダークな側面が組み合わさっているところがおもしろいと思います。明るいだけがファンタジーじゃない!!!
今回担当させていただいた主人公メイロは、人付き合いに少し苦手意識があるところや不器用なところなど共感できる点が多く、自分らしく演じることができました。
また、オーディオブックは、声が物語を読み解く上でのヒントを与えてくれることで、読書とは違った面白さがあると思います。絶対におもしろいと思うので、普段あまり本を読まない人や小さいお子さんもぜひ聴いてみてください!」
「人間とロボットが友達になれる世界の実現」を目指しているAKA は、Musioが多くの人々から愛され、真の友達になるためのストーリーを重視している。全3部作となるファンタジー小説「Musio」は、そのストーリーを伝えるために制作されたもの。第2作目となる「Musio Ⅱ:電脳天使」は2018年春頃に販売開始予定。
小説発売、オーディオブック化を皮切りに、漫画、アニメ、ゲームなどさらなる展開を考えているAKAは、人間とロボットが友達になれる世界を目標に、「一家に1ロボット」時代の実現を目指しているそうだ。
■オーディオブック「Musio Ⅰ:電脳メイロ」配信
Youtube:https://youtu.be/X4ZMZahlBxE
FeBe:https://www.febe.jp/musio
■Musio 公式サイト:http://themusio.com
(いたる)