京都・花見小路の名店「侘家古暦堂」が磨き上げた感性と技を詰め込んだ、新しい薬味ブランド「薬味wabiya(やくみわびや)」が誕生した。天然素材だけで構成されたその味わいは、足すのではなく“活かす”という哲学のもとに生まれた逸品だ。
総料理長・秋山達行が手がける“ひと振りの贅沢”は、家庭の食卓を京都の風情とともに包み込む。

素材を活かすという、侘家の哲学を形にした薬味
「薬味wabiya」は、京都・花見小路の鶏料理専門店「侘家古暦堂」が長年培ってきた“素を活かす”という理念から生まれた。足し算ではなく活かす発想で、素材の持ち味を引き出し、香りと余韻で料理を完成させる。

監修を務めるのは「侘家古暦堂」総料理長・秋山達行。天然素材だけを厳選し、香り・辛味・甘味・酸味の絶妙なバランスを追求した。「余計なものを加えず、素の味を活かす」。その言葉の通り、どの薬味もふわりとした香りの中に深いコクが宿り、食後にまで残る満足感を生み出している。
京の風土と香りを閉じ込めた、五種の逸品
ラインナップは、「花見小路七味」「青唐山椒」「ぶどう山椒」「ナッツ&クミン」「フルーティーペッパー」の五種。いずれも天然素材のみを使用し、料理の輪郭を繊細に彩る。
なかでも「花見小路七味」は、和歌山のぶどう山椒、島根の唐辛子「オロチの爪」、京都・水尾の柚子を組み合わせた香り豊かな逸品。ハーブのフェンネルが隠し味となり、清々しい余韻を残す。

「青唐山椒」は、九州産青唐辛子とぶどう山椒が爽やかな刺激を生み、「ナッツ&クミン」はローストアーモンドの香ばしさとスパイスの芳香が異国の風を漂わせる。「フルーティーペッパー」はベリーの香りとピリッとした辛味。どれも一振りで料理が変わる、まさに“料理長の手”を感じさせる薬味だ。

京緋色の情熱が宿る、侘家ブランドの新たな挑戦
パッケージカラーに選ばれた「京緋色」は、京都の人々に古くから親しまれてきた温かな朱。鶏料理を象徴する“火”を意味し、侘家が大切にしてきたぬくもりと情熱を体現している。
この「薬味wabiya」は、侘家ブランドが手がける三本柱のひとつ。「鶏料理」「菓子」「薬味」という異なる形で“素材を活かす”という信念を表現している。2002年の創業以来、侘家古暦堂は“ほんまもんのおいしさ”を届けることにこだわり続けてきた。今回の新ブランドは、その精神を家庭の食卓へと広げる試みである。

料理に寄り添い、日常の一皿に“さりげない贅沢”を添える。京都・祇園花見小路の静けさの中から生まれた小さな瓶は、暮らしの中で味覚と感性を静かに満たしていくだろう。
薬味wabiya(やくみわびや)
発売日:10月29日(水)
店舗所在地:京都府京都市東山区祇園町南側570番地123
公式サイト:https://yakumi.wabiya.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000021404.html
(Fumiya Maki)