YAMAGIWAは、デザイナーの鈴木啓太氏とコラボレーションしたポータブル照明「SOLO」を11月4日(火)より販売開始する。「人が人であるための光」をテーマにしたポータブル照明で、斜めに切り取られた新開発のシェードと60度の配光が、手元だけに穏やかなスポットを落とす。インテリアとしてもおしゃれな照明だ。

一人の時間に寄り添う2種類のライト
今回ラインナップされるのは、タイムレスなシルエットのデスクライトと高さ1,100mmのスタンドライトの2種類だ。スタンドはソファの背面に置けば、読書をする手もとだけを照らす。ダイニングテーブルの脇に置けば、卓の中心だけを照らし、会話と余白を生む環境を整える。
どちらも重量は軽く、持ち運びに便利なポータブル設計を取り入れている。周囲の輝度を整え、デジタルデバイスとも自然な調和を保つ。
カラーはホワイトのほか、グラファイト、グリーンの3色を用意。それぞれに精密な工業技術にクラフトの質感が息づく、独自の仕上げを施している。

思いにふける、熟慮するなど、一人の時間に寄り添い、内省と没頭を支える照明といえるだろう。
自分自身の時間を照らす光
PRODUCT DESIGN CENTERを主宰する鈴木啓太氏がこだわったのは、タイムレスなシェイプと、必要な角度で必要な場所だけを照らす新たな60度照射設計だ。手元を効率よく照らしながら、視界や思考にノイズを与えないバランスを求めた。

ライフスタイルやシーンに応じて選択可能な2つのタイプに加えて、クラフトの風情をまとう仕上げも注目ポイントといえる。
鈴木氏はSOLOの開発経緯について「ある友禅作家の制作風景がヒントでした。ただひたすら没頭する瞬間、その光に照らされた作家の横顔を見たとき、自分自身のための時間を照らす光を作りたいと思いました」と話す。

11月8日(土)・9日(日)には渋谷区元代々木町の展示スペース「Vacant/Centre」で、同アイテムのインスタレーション展示が開催される。
AIなどのテクノロジーが急速に進化する現代だからこそ、立ち止まって思索する時間が必要だ。手元に差す一筋の光が、自分の輪郭を静かに浮かび上がらせる。そんな体験を「SOLO」で味わってみてほしい。
ポータブル照明「SOLO」
サイズ:デスクライト H456×W134×D134mm、スタンドライト H1156×W134×D134mm
カラー:ホワイト、グラファイト、グリーン
価格:デスクライト 90,200円、スタンドライト 132,000円
YAMAGIWA公式サイト:https://www.yamagiwa.co.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000094642.html
(Uchiyama Shintaro)
※価格は全て税込