熊本・阿蘇の奥地にたたずむ温泉地「黒川温泉」とその周辺に、8年ぶりに復活した日帰り温泉をはじめ、ニューオープン&リニューアル店が続々と誕生している。
三十軒の宿と緑ゆたかな里山の風景すべてを一つの旅館になぞらえ、“黒川温泉一旅館”をコンセプトとする同エリアでは、五感を解きほぐす、ゆるりとした時間を楽しめるはずだ。

白濁の硫黄泉が湧き出る「耕きちの湯」
温泉街からクルマで数分の山あいにある日帰り温泉「耕きちの湯」は、熊本地震や豪雨の影響で一度は廃業したものの、2024年10月に復活。
黒川温泉では珍しい白濁の硫黄泉を特徴とし、硫黄の香りがわずかに漂う源泉かけ流しの湯は、肌にしっとりと馴染むと評判だ。

古き良き昭和を味わえる「洋食屋クラウン」
今年2月にオープンした「洋食屋クラウン」は、温泉街からクルマで約20分の位置にある、昭和レトロな洋食レストラン。
1970~90年代を想わせる店内では、懐かしいレコードの音が流れ、看板メニュー&ボリューム満点の「南小国ライス」をはじめ、ナポリタンやオムライスといった昔ながらの洋食を楽しめる。

森を開拓したプライベートキャンプ場「CAMP BOSS DOG」
阿蘇の自然に囲まれた「CAMP BOSS DOG」は、オーナー自らが山を切り拓いて造成した、秘密基地のようなオートキャンプ場。
敷地内には、段々畑のようにプライベート感あふれるサイトが並び、満天の星や野鳥の声を独占的に楽しむことができる。

旅館発のオシャレカフェ&バー「Café & Beer ApeRo」
黒川温泉街の旅館「お宿 のし湯」が手掛ける「Café & Beer ApeRo(アペロ)」は、週末を中心に営業中。
フランス語で「食前酒」を意味する店名どおり、チェックイン前の時間にふらりと立ち寄ってみたい。

その他、ドッグラン併設の「ワンCAFFE」や、みそ豚つけそばを看板メニューとする「手打ちそば 季四華(きよか)」、築180年の古民家で里山懐石を味わう「禪墅(ぜんや)」など、立ち寄ってみたいスポットが目白押しだ。

次なる旅の目的地として、“黒川温泉一旅館”をセレクトしてみるのも悪くないだろう。
九州旅ネット公式サイト:https://www.welcomekyushu.jp/article/?mode=detail&id=866
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000128167.html
(zlatan)